商品・サービス

マニュアルを動画に変える

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システムのマニュアルって見るのが面倒ですよね?Appleのようにそもそも直感的に使えるからマニュアルすら必要ない!っていうところまでいければ最高ですが、システムを作っている会社としてはなかなかそこまでは難しい。

よって当然マニュアルを作成することになるのですが、自分が利用者になった立場で考えると、ただひたすらに面倒。。。

本当に必要な部分だけを切り取って、動画にしてしまえ!ということで、今インターゾーンではマニュアルの動画化が進んでいます。

私たちのお客様である自動車整備業界の「現場」の方が見るものなので、IZチャンネル並みに本当はもっと面白く作っていければいいのですが、数が多いので、なかなかこのクオリティまでは出せません。ただそれでも文字で見るよりも圧倒的に分かりやすくはなりました。

またインターゾーンとしても「導入説明」が必要なくなりますし、クライアントの担当の方がこの動画を使って社内説明ができてしまうという社内DX担当育成にも役立ちます。

動画マニュアル促進は個人的に料理をするときに、クラシルを見て、めちゃくちゃ便利だな~と思ったことがきっかけです。YouTubeのレシピ動画と比べると、時間が短く1分に収まっているところがポイントですね。

マニュアル動画はできるだけ短く!

心がけていきましょう。

人事

人材の能力洗い出し

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現在、人材開発部にて全社員のスキルマップをつくろうという話が進んでいます。

チーム編成が変わったりする場合に、「誰が適任なのか?」を決定するうえで参考にしていくためです。

正社員が100名に満たない中小ベンチャーでは異動はなかなか大変なものです。大企業は仕組み化が進んでいるので、ある程度経験を積むと誰でもできる仕事が揃っているので異動も比較的簡単です。

一方インターゾーン規模では分かっていながらも、どうしても人に仕事がついてしまうことが多いのも事実です。しかも、その仕事を他の人がやるにしても「適性」が必要になる場合が多いものです。

そういうこともあってスキルマップづくりの話になってきたという訳です。

もちろん、単に異動のためというよりも、自分のキャリア形成について、自身が考えるようにするということが本質ではあります。

今の規模で課題になるのは地味で優秀な社員の適性が見えづらいということがあります。一緒に仕事をしている人のみが知っている、その人の適性や優秀さを社内にオープンにしていくことで、その適性を必要とするプロジェクトが動き出すときに、その人を充てることができるようになります。

よって、スキルマップづくりには「自身がどう理解しているのか?」と同時に「周囲の人はどう見ているのか?」もあわせて必要になります。

人材開発部ではいろんなコンサル会社にヒアリングをしたようですが、結果、一般論としてのスキルマップではダメなようで、時間はかかりますが、インターゾーンオリジナルで作り上げていくしかないようです。

平均年齢31歳のインターゾーンなので、まだまだ若い社員が多く、新しい仕事にチャレンジした際に気づく新たな才能もあったりします。そういうことを記録しつつ、バランスの良い人材配置を行っていければと考えています。

ポイント 商品・サービス

自動車整備業界DXの必要性

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昨年末の投稿で自動車業界におけるDX人材の必要性について少し述べさせてもらいました。

『インターゾーンのバックオフィス業務はかなり凄いことになっています』

今日はもう少しこのあたりの私なりの見解を書いていきたいと思います。

タイトルに「自動車整備業界」と書きましたが、今後はこの業界はなくなっていくでしょう。すでにディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、ロードサービス、保険業・・・・あらゆる業界の垣根がなくなってきているからです。

今後も残るであろう事実は「地域」というキーワード。リアル事業をやっていて、かつ、「車」という現物を持ち込まない限りサービス提供できない事業という点において、地域は重要なキーワードです。

そして、今後はより幅広く、そしてより深く家庭・個人との付き合いを深めていくことが生き残りのポイントになってきます。よって単一業種(例えば整備のみ)では生き残っていくのは厳しいでしょう。

1999年まで私が在籍していた石油業界の歴史を振り返ってみます。

2005年ごろにガソリンのピークアウトを迎えましたが、実はその10年前から極端な業界内競争が繰り広げられてきました。結果としてガソリンスタンドの数はピーク時の1995年の6万店舗から今ではすでに3万店舗をきるまでに減ってしまいました。詳しく調べてはいませんが、企業数でいえば、おそらくピーク時の3分の1近くまで減っていると思います。

マーケットが縮んでいく際に起こることはおおよそどの業界も同じです。

①生き残っていく企業は大型化が進む

②その企業はこれまでと異なり複合業態として進んでいく

ということです。

そしていわゆる「三ちゃん経営」をしている場合を除いて、小規模な事業者は淘汰されていきます。

ここ数年、私たちの取引先でも倒産する先、事業譲渡する先が明らかに増えています。これまで事業者、工場数ともに増加してきた自動車整備業界ですが、今後はあきらかに逆転現象が起こってきます。

さて、その中で今日の本題。先に書いたとおり生き残っていく企業は大型化、複合業態化していく会社です。しかし一方でこの業界に入ってくる人材はどんどん減っています。

そもそも労働人口が減っているのに加えて、さらに業界からの人材流出が続いているような業界です。整備士不足を感じている会社は数多あるでしょう。

DXの重要性はここにあります。

今後を考えると、今の業務フローでは仕事がこなせなくなっていくのは明確です。業務フローにイノベーションを起こすには、当然クラウドシステムをはじめとしたIT関連の活用が必要になります。

ただ、ここでポイントなのは自社の業務フローを変革できる人材がDX担当になるべきであるということです。

なぜなら外部のシステム会社はそれぞれの会社の業務フローを理解しているわけではないし、かつ変革する力も持っていません。

インターゾーン社内のセールス担当も社内SNSでこんなことを書いていました。

“整備士不足”~“生産性向上していかなくてはいけない”、という繋がりを話を聞き感銘を受けた。整備業務の生産性向上を行っていくためにシステム化が必要、と、今まで整備側での業務を知らないこともあって、DXといってもフロント業務、少し視野を広げて経理・事務イメージがあり、フロント業務の生産性向上だけに目を向けていたが、システム活用、DX化というのはこうゆうことかと学べた。

つまり、自動車整備業界に精通しているインターゾーンの社員であっても、個々の業務フローについては分かっていないということです。だからこそ、社内にDX人材を置き、インターゾーンもその方と一緒になって改革に取り組んでいく必要があるのだと思っています。

自動車業界の経営者はITの重要性を理解している人が大半です。一方でITが得意という人は少ない。。。このギャップがこれまで「システム会社に丸投げ」という現象を生んでいる原因となっています。

ここは経営者の覚悟が必要です。

優秀な人材を販売でなく、ITを活用した業務フロー構築に振り向ける覚悟。

1人の優秀な販売担当は「今の売上」をあげてくれますが、一方でそれが限界です。業務フロー構築は確実に社内の生産性の革新を生み出し、未来をつくることができます。そうすることで以下のような状況が生まれます。

・事業が大規模化しても利益率が高くなる

・「人が行う仕事」が魅力的になり、新たな人材確保につながる

・給料を上げることができるため、新たな人材確保につながる

この業界における明るい未来をつくるためには、確実に社内におけるDX人材の育成が必要だということを、これからも発信しつづけたいと思っています。

ポイント 理念(ミッション・ビジョン・コアバリュー)

強制力ゼロの理念研修

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このブログを昔から読んでいただいている方はインターゾーンがいかに理念を大事にしている会社であるかはご存知かと思います。

インターゾーンの理念に対する考え方が少し変わっているのは、「理念=不変」と思っていないところなんです。

1年半ほど前に理念の内容をマイナーチェンジしました。特に変更が加わったのは「前文」のところです。

昔は理念はメンバーに「浸透させる」ものという考え方でしたが、それが今では「気づきの原点であり、多様な解釈が存在する」というものに変わりました。

このあたりの考え方の変容はWantedlyで取材に答えているので、そちらをご覧ください。

『インターゾーンの「理念手帳」がリニューアル! 新しいビジョンにかける思い』

さて、今日お伝えするのはインターゾーンの理念研修についてです。理念研修なんて言われると、それこそ、会社の理念を叩き込まれたり、洗脳される!?なんて思うかもしれません。

しかし、インターゾーンの理念研修はファシリテーターから何かを理解させるというような行いは全くありません。参加者自身が、その日のテーマに沿って「自らの経験をシェアする」ことに徹しています。

よって何を話しても批判されることはありませんし、もっと言うなら何のコメントももらえません。しかし、他人の経験談を聞いている人にとっては、何らかの「気づき」を得られる機会があります。批判、批評がないだけに、逆に様々な体験談が語られます。この多様性こそが、理念研修の醍醐味。

参加しているメンバーはそれぞれの立場で「気づき」を得ることがあればOK。「こういう気づきをしなければならない」などといいう縛りもありません。

この強制力ゼロの理念研修こそが、インターゾーンのカルチャーを支えているのだと感じています。

これから入社してくる方はぜひこの理念研修を楽しんでいただきたいと思っています。

学び

投資のススメ

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数年前までは経営者は自分の会社にすべてを注ぎこむために、投資なんぞに手を出してはいけない!と思っていました。

それが今では株式、外貨、債券など、さまざまなものに投資をしています。そして、今の結論としては、若いうちに少しでもいいから投資をスタートするべき!ということを思っています。

そもそものきっかけは、数年前に友人の会社が上場して、株価が低迷していたときに応援する気持ちで購入したことでした。(ちなみにその株式は今は爆上がり!)

少し面白くなったので、上場後に低迷しているベンチャー株を中心に投資をはじめました。

その後、経験を積むにつれて、それぞれの人の置かれた立場によって投資のスタンスを変えていくべきことが理解できるようになりました。

ちなみに私の場合は「資産運用」ではありません。ただ、投資のススメとは当然のことながら資産運用のススメです。

本来、資産運用は「長期」「分散」で投資をしていくことが基本になります。株式、為替の上がり下がりなど、短期で予測したところで外れてしまうし、短期運用ではギャンブルをしている感覚になってしまい、「運用」ではなくなります。

投資をするには、経験をベースにした勉強が必要になります。私自身も投資をしてみて初めて「これは必要」「この分野は必要ない」という判断ができるようになりました。

例えば、将来的に日本に懸念されるインフレリスク。ここに対応するために「現金(円)」だけを貯めていくことは、リスク一直線でしかありません。そうなるとどこに資産を置くべきなのか?など、自分なりに考えて投資をしていくことが必要になります。

もちろん、投資信託で一任することもありですが、個人的には直接、個別株を購入したり、外貨を持ったり、債券を買ってみたりすることをオススメします。そうすることで初めて勉強する気になるからです。自分のお金がかかって勉強しない訳がありませんよね。

そして、できれば30代から投資経験を積むことがいいな~と思っています。私の場合はすでに遅い。。。

NewsPicsの動画か何かで見て、まさにその通り!と思いましたが、日本人が考えている「投資」はどちらかというと短期的な「投機」であり、だから危険・・・という思想が広まっているということでした。

実際には長期的に考えると、現金(円)をコツコツ貯蓄することのほうがリスクがあるということなんです。

これって、サラリーマンとして1つの会社でその会社でしか通用しないスキルを身に着けて終身雇用で雇われよう!という考え方に似ています。現代においてはそのほうがリスク。

また日本人は「生命保険」は熱心にかけますが、私からするとそんなものにお金をかけるくらいなら、保険の額を小さくして、その一部を投資にまわすことをオススメします。そもそも日本の保険制度は公的なものが充実しているので、私的な保険はあまり必要ないという結論を持っているからです。

平均年齢31歳のインターゾーンでは、今後、社内でも投資の勉強会を行ってみるのもいいな~と考えています。