現在、人材開発部にて全社員のスキルマップをつくろうという話が進んでいます。
チーム編成が変わったりする場合に、「誰が適任なのか?」を決定するうえで参考にしていくためです。
正社員が100名に満たない中小ベンチャーでは異動はなかなか大変なものです。大企業は仕組み化が進んでいるので、ある程度経験を積むと誰でもできる仕事が揃っているので異動も比較的簡単です。
一方インターゾーン規模では分かっていながらも、どうしても人に仕事がついてしまうことが多いのも事実です。しかも、その仕事を他の人がやるにしても「適性」が必要になる場合が多いものです。
そういうこともあってスキルマップづくりの話になってきたという訳です。
もちろん、単に異動のためというよりも、自分のキャリア形成について、自身が考えるようにするということが本質ではあります。
今の規模で課題になるのは地味で優秀な社員の適性が見えづらいということがあります。一緒に仕事をしている人のみが知っている、その人の適性や優秀さを社内にオープンにしていくことで、その適性を必要とするプロジェクトが動き出すときに、その人を充てることができるようになります。
よって、スキルマップづくりには「自身がどう理解しているのか?」と同時に「周囲の人はどう見ているのか?」もあわせて必要になります。
人材開発部ではいろんなコンサル会社にヒアリングをしたようですが、結果、一般論としてのスキルマップではダメなようで、時間はかかりますが、インターゾーンオリジナルで作り上げていくしかないようです。
平均年齢31歳のインターゾーンなので、まだまだ若い社員が多く、新しい仕事にチャレンジした際に気づく新たな才能もあったりします。そういうことを記録しつつ、バランスの良い人材配置を行っていければと考えています。