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個人 日記

これまでに住んだ町(2)神戸

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これまでに住んだ町第2弾。今回は神戸です。

神戸は大学時代の4年間を過ごしました。神戸も福岡に劣らずいい街です。福岡同様にコンパクトな都市であること、六甲山という山と海に囲まれたバランスのとれた素晴らしい街です。

神戸公式観光サイト

関西には大阪、京都と大都市がありますが、神戸はその中でも大人の雰囲気の漂うところです。

先日書いたブログで阪神大震災に触れましたが、私が住んでいた当時とは震災を挟んで当然大きく変わりました。復興はしたものの、国際港湾都市としての地位は下がってしまいました。

nippon.com

何よりも人口減少が進んでいるところが福岡とは違って問題ですね。2016年には福岡に抜かれてしまいました。これは関西圏でも大阪が近すぎて、独自性が出せなくなってしまったところが問題なのかもしれません。

福岡は九州の中心そしてアジアの玄関口としての地位を固めました。一方で神戸は大阪に関西の中心がある以上、それ以上の地位をとれないジレンマがあります。

また六甲山から南側には土地がない。。。そのために不動産価格がかなり高いですね。素敵な街ではありますが、いろいろな課題を抱えてしまっているのが現状だと思います。

震災以降、いろんな問題を抱えてきてはいますが、それでも六甲山を含めた港町神戸は今も個人的には大好きな街であることには変わりありません。

個人 日記

これまでに住んだ町(1)福岡

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私は福岡で生まれ育ちました。

中学の途中、父親の転勤に伴い福岡を離れて以来、福岡で暮らしてはいません。ただ実家はその後数年経ってまた福岡に戻りましたので、帰省は福岡にしていました。

福岡を語るにはまず人口があります。

私が小学生のときには人口が100万人をちょうどこえたところでした。それが今や160万人になっています。そして人口は今でも増え続けています。日本全体が人口減少の最中、これだけ人口が増え続けているところに、いかに福岡が魅力的な街なのかを示していると思います。

福岡の住みやすさのポイントは都会と自然がとてもコンパクトにまとまっているところ。私の実家は福岡市の西の端、とても自然豊かで海もきれいなところにありましたが、それでも中心地まで電車(地下鉄)で30分もあればたどり着けます。

そして今書いた海。実家からは博多湾が一望できたのですが、本当に福岡の海はいいですね。糸島まで行けばさらに素晴らしい海が広がっています。学生時代に住んだ神戸にも海はありましたが、全く違った感覚があります。

また食事がおいしいのも福岡ならでは。小さなころ育った地の味は大人になってからでも忘れることはありません。出張や観光で出かけるときには、まずどこで食べるのか?のチェックは欠かせません。

これだけいい環境なのに、物価が安いのも魅力ですね。また私の知り合いの起業家もいますが、福岡には起業家が多く集まり、ビジネス的にも大変面白い街になっています。

首長がいいのも福岡ですね。それこそ起業カルチャーを作り上げているのは高島市長のリーダーシップによるところが大きいでしょう。

私自身、いろいろなところに住んできましたが、個人的には今でも住みたい街ナンバー1は福岡ですね。

人生 個人 日記

震災10年目に思う

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昨日、東日本大震災から10年目を迎えました。皆さん同様、当時のことは鮮明に覚えています。

ただ私の震災経験といえば、東日本よりも26年前に起きた阪神大震災のほうなんです。

当時、私は鳥取県の米子に住んでいました。社会人になって1年目。そのとき勤めていた出光興産の支店勤務の時代です。あの日は神戸から遠く離れた米子でもかなり大きな揺れを感じました。朝ニュースで見た光景は忘れることはありません。

私は大学が神戸だったので、実はあの震災の前日も友人と一緒に神戸の三宮にいました。

出光興産では神戸地区の救援部隊が即日結成され、私もその一員として神戸に向かうことになります。震災の2日後に神戸入り。陸路は使えないため、姫路から船で神戸に向かいました。上陸して変わり果てた姿に愕然とした記憶があります。

神戸では亡くなった方の大半は建物の倒壊や火災でした。特に火災のひどかった長田地区にも応援に行きましたが、目の前で知り合いにあった人が『生きてたか~!!』と、なんとも言えない顔つきで抱き合う姿を目撃して、人の生死を分ける怖さをひしひしと感じていました。

ライフラインが完全に断たれているため、お風呂も入らず1週間にわたって救援活動を行いました。夜はイスを並べてその上で寝るのですが、余震が頻発するので、イスがバラバラになってよく眠れません。

そのころは携帯電話が少しだけ使われ始めていたころで、個人で携帯を持っている人はほとんどいませんでした。固定電話や公衆電話から神戸の友人にも連絡をするもなかなか連絡がとれない日が続きました。幸い私の友人はみな無事でしたが、大学の後輩の中には建物の倒壊の下敷きになり、丸1日近くたって救出されたケースもありました。

東日本大震災では津波被害が大きく、そこに対する対策が講じられましたが、自然災害というものは人智を超えたものなので、万全を期すことなどできません。ここ群馬は自然災害が少ないとみんな言いますが、実は阪神大震災当時、関西の人たちは「関西では地震がほとんどない」と自信満々に言っていました。それだけに群馬でも何があるのか、誰にも分からないのだと思っています。

災害対策はもちろんですが、やはり何かが起きた時にどう行動できるか?が最も大事なことなのだと思います。出光興産はあのとき、神戸で最初にガソリンスタンドを再開することができました。それは人の団結力の成果なのだと思っています。

緊急時には一致団結して事に当たる。この心構えだけは忘れてはならないことだと感じています。

個人

営業マンのコミュニケーション能力

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週末に妻の車を買い替えるため、ある自動車ディーラーに行ってきました。私個人はもともと営業出身の人間なので、特にセールス担当の人と会ったときに、受け手として相手のことがすごく気になります。

まずは最初の入り口のトーク。自己紹介をされたのですが、全ての新しいお客様に使っているであろう「ネタ」から入ってきたので、ちょっとやってしまった感がありました。

初めて会った方との間合いって本当に難しいですよね。

自己紹介するのはいいと思いますが、最初はあまり「ネタ」でいかないほうがいいかな~と思っています。なぜなら相手がどんな人か分からないからです。「ネタ」と好意的に受け取ってくれる方もいれば、否定的に受け取る人もいます。そういう点ではややリスクが大きいですね。

ネタを入れるとすれば、ある程度相手のことが分かってから。相手が人好き、話し好きなのか?感情に訴えるほうがいいのか?論理的な話が好きなのか?少しずつ車の話をしながら引き出すといいんだろうな~と思って聞いていました。そして、相手に合わせていくつかのネタを仕込んでおく。

今回は妻の横で静かに話を聞きながら「今の答え方は外してしまったな~」と思うケースが何度かありました。

インターゾーンの理念に何度も出てくる「コミュニケーション」という言葉。この言葉の原語はラテン語で「共有する」という意味があります。話し手と聞き手の共有ができてこそ、話は前に進んでいきます。

そういう点では先日のセールス担当の方は残念ながら及第点はあげられませんでした。。。しかし、自動車というのは商品そのものの力があるので、妻に聞いてみたら、それでもその車が欲しいと思っているようです。

逆に商品力の強さの重要性を改めて感じた瞬間でもありました。

個人 日記

保険に対するスタンス

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経営者という立場上、よく保険を勧められます。銀行もそうだし、外資系保険会社に転職した知人からも数多く。。。

私の場合、20年以上前にサラリーマンを辞めた瞬間から基本的に保険をほとんどかけていません。

これは個人も法人も同様です。

法人については、一番はリスクに備えて内部留保を厚くしていることがあります。リスクに対しては保険でなく、手元キャッシュで対応できるということです。また同族経営をする訳ではないので、事業承継のための保険活用もありません。もちろん節税もしていないので、ここも活用する場面がない。

個人について。何度か書いていますが、9月に1ヶ月入院しました。インターゾーンが加入している東京都情報サービス産業健康保険組合(TJK)では、高額医療費の支給に加えて、付加金というものがあり、基本的には月2万円以上の医療費はかかりません。もちろん個室代は別ですが、それは会社の内部留保と一緒で貯金から払えばいいんです。

健康保険という最強の保険が充実している社会において、生命保険(医療保険)の果たす役割はあまり大きいと思っていません。

保険はあくまでも、「可能性の極めて低いが、起きた場合には極めて大きなリスクがある」ものに「掛け捨て」でかけるものであるという認識です。

保険と貯蓄・投資は別で考える。

ということで、私個人もインターゾーンも保険営業の対象にはならないということを保険営業関連の皆様、ご承知おきください。