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人生 仕事 学び

THIRST FOR LEARNING

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表題の言葉は私の所属する起業家機構の基本的価値観に入っているもので、「学びへの意欲」と訳されます。

人生100年時代と言われる今、1つの仕事や知識・能力だけで一生を過ごすことは難しく、リカレント教育の重要性が高まってきています。

この状況を大変だと思うのか、面白いと思うのか?このマインドが人生に大きな影響を与えます。

働き方改革が進み、コロナ禍の今、以前と比べても自分の自由になる時間は確実に増えていっているかと思います。

インターゾーンも昔々は労働時間的にはブラックな会社だったので、平日に自宅での余裕などあまりありませんでした。しかし残業も少なくなった今、平日の夜や土日の過ごし方はそれぞれの人の判断にゆだねられています。

そしてこの時間をいかに「学び」に使うか?ということが今日のテーマです。

知識社会である現代、知識があるかないかは価値発揮に大きな影響を与えます。もちろん経験は大事なのですが、その経験を体系化し、頭を整理するために知識があります。その体系だてに役立つことが「学ぶ」ことです。

私もよく本を読みますが、単に知識をインプットするというよりも、自分が体験してきたことの体系化において大いに役立っていると思います。体系化が重要なのは、その後に仕事をしていく上でのビジョンづくりや目的の明確化に役立つからです。

言い換えると仕事をしていく上での「軸」をつくることができるわけです。

日常業務においては様々な事態が発生します。人はその事態に直面したとき、「軸」がないと、その後の行動がブレやすくなります。

学び続けることで、今自分は何をしているのか?そのゴールは何なのか?という問いに対してブレない軸を得ることができます。

時間だけは人に与えられた平等な資源です。

この時間を「学び」に使うことで、より仕事が、そして人生が豊かになっていくと考えています。

カルチャー 仕事 働き方

リモートワークと孤独感

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インターゾーンでは以前から書いているようにリモートワークを多くの部署で行っています。数多くのメリットのあるリモートワークですが、一方で状況によっては問題がでるケースもあります。

・長期間にわたって継続する

・一人暮らしまたは夫婦2人住まいだが相手が出社をして家で一人になる

2つあげましたが、一番課題に感じるのはこの2つの掛け算のパターンですね。

普通に仕事をしていても、うまくいなかくて悩むことはいくらでもあります。出勤をしていると、それを誰かに相談したり、リーダーが拾ってくれたりすることが多いものです。

しかしリモートワークの場合、ウェブで顔は見るのですが、業務に関する話が多いウェブ会議では、“ちょっとした悩み”(あくまでも本人にとっては小さい悩みですが、時間が経過して積もってくると大きな悩みに発展する)を話をするのはタイミング的にも難しいものです。

特に誰もいない部屋で一人で仕事をしていると、そんな悩みに一人で向き合う場合、思考はおおよそ良い方向よりは悪い方向に向かうものです。

この点は大きな課題だな~と思っていますが、まだまだインターゾーンでも対策はできていないと思っています。

リモートワークのメリットを活かしつつ、孤独感を生まない取り組みを今後考えていきたいと思っております。

仕事 働き方

事業創造人材になる

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不確実性の時代において、社会的に価値のある人材は「事業をつくることができる」人材です。現代は1つの事業の持続性が極めて短くなっているので、既存時事業の依存度を低くし続ける努力をしなければならない環境にさらされています。

次なる事業を作り上げることのできる人材がいれば、その企業は不確実性の時代においても成長を続けていくことができます。

かといって、一般の人にとって「事業をつくる」ことはとてもハードルの高いことのように感じるかもしれません。

しかし見方を変えると、自分のやっている仕事は「会社が買っている」わけであり、さらに「そのお客様が買っている」ということになります。そういう視点で考えると、自分のやっていることを「単なる業務」として捉えずに、どういう価値づくりをしているのか?を考え続けること。そして、その価値を高めるために何をするかを考えたり、新しい価値づくりができないか?を考えるということが本質であるわけです。

一般的な「サラリーマン思考」に陥ると、この視点が欠如してしまいます。与えられた業務をこなすことで給料をもらっているという発想ですね。

「自分は付加価値を生んでいて、自分単体でも事業になりうるんだ」という思いを持った瞬間に事業をつくることへの意識が芽生えていきます。

意識が芽生えると「学習をする必要性」を感じるはずです。

より専門性を高めていくには自身で学んでいかなければなりません。そこは給料は出ませんが。。。

もちろん会社には「研修」というものがありますが、ここでいう「学習」とは企業の行う研修とは全く異なります。

自分自身がプロ化できるのか?そこに向けて活動するには与えられたもので学ぶのではなく、自律的に自分の時間を投資することができるか?にかかっています。

事業を生み出す人材はそれだけプロとしてやっていける力をつけているとも言えるので、将来生きていく選択肢も増えていきます。

「個の時代」は個人にとって選択肢が増えるわけですが、自己投資を行わない人は逆に難しい時代になっていくことは間違いないかと思っています。

仕事 働き方

成果と働き方の柔軟性

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昨日はリモートワークの一日。

インターゾーンでは在宅勤務・出社勤務については、一部の職種を除くと「こうでなけれなばならない!」という決まりは少ないです。

チーム単位で比較的柔軟になっています。

私個人には当然誰も強制する人はいません。となると在宅勤務か出社勤務かはある基準によって自己決定するわけですが、それが『成果』です。

結局どちらが成果があげやすいか?ということですね。外部とのウェブ会議ばかりの日に出社をしてもあまり意味がありません。静かなウェブ会議の環境が整っている自宅のほうが効率的に仕事ができます。(静かさという点では抜群に我が家は環境がいいので!)

このことは一般の社員であっても同様だと思っています。

ただし、「成果」という点で個人の目線とチームの目線がずれることがあるので、その点だけは注意が必要です。

リモートワークをしたことで個人としては「タスク」が誰にも邪魔されずに進んだことで「成果」を上げたと思えるでしょう。一方、チームではリアルコミュニケーションをとることができず、創発的なワークができなかったために「成果」を出せなかったということもあります。

「成果」に対する目線合わせが重要で、それができていれば、働き方なんてどうでもいいのだと感じています。

仕事

「提案」をしてみよう

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先日、古くから付き合いのある社長から電話があり、軽~い感じでクレームをいただきました。

『このところインターゾーンさんの担当から“提案”をいただいていない』と。

「提案」というとセールスにしてもカスタマーサクセスにしても、なんだかサービスを売るための営業行為に思えます。しかし本来の「提案」はそんな単純なものではありません。

私が以前、社内で営業に直接絡んでいるときによく伝えていましたが

『提案こそがお客様の課題発見のスタートになる』

ということです。

どんな会社でも課題のない会社などありません。

そして、誰もが必要とすることは商品・サービスそのものではなく、課題の解決なのです。

ということは、お客様の抱えている課題を理解せずして、商品・サービスを売ってはいけないのです。

ではなぜ「提案」が課題発見のスタートなのでしょうか?

相当レベルの営業マンでない限り、いきなりお客様の抱えている課題を聞き出すことなどできません。

一般の人は「提案」をすることによって、お客様が「それは必要ないね」という話をしていただく機会ができます。中には「そういうことじゃなくて、今困っているのは・・・」という話にまで発展することができるものです。

そして、重要なポイントとして、あらゆる課題解決を必ずしもインターゾーンがやる必要はないということです。出てきた課題はあくまでも「点」でしかありません。何度かその「点」である課題を聞いていくうちに「線」としてつながっていく。

そしてその中にはインターゾーンが役立つ解決策を提示できる可能性があるのです。

今の時代、提案といっても必ずしも1対1でやる必要はありません。ウェビナーや動画であっても、ある課題設定をした提案をすることは可能です。

いずれにしてもお客様に直接リーチをして提案をする。そしてそれを起点としてお客様と一緒になって課題を発見し、解決すべきテーマを明確にする。

これができるようになればお客様から信頼される人物になることができます。

再度言いますが、課題のない会社など世の中に存在しません。それを自分の商品・サービスだけで解決しようとすると話は進まなくなります。

そういう点で自身の視野をより広くしていく勉強を常に行っていくことが重要だということになりますね。

今回はインターゾーン社内向けのお話になってしまいました。