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分析を行って事象を捉える

今何が起きていて、これからどうするべきか?という判断を行う際、感覚的になんとなく感じたことで判断することが最も危険な行為です。

経営は基本的にすべて数値で表せます。しかしその数値をどのように分析するのか?によって、物事の見え方は大きく変わります。

売上ひとつとってみても、単年度で見るか?推移でみるのか?推移で見るにしても、どのような切り口で見るのか?分析のやり方はいくらでもあります。

例えばSaaS事業を見る上では、ある年度に獲得した受注案件が、その後どのようになっているのか?を推移で把握することはとても重要な指標となります。
例えばこんな場合。

過去に受注した案件が、その後のアップセルによって順調に伸びています。さらに新規受注のボリュームも年々増えており、今後も急拡大が見込めます。

これから先に向けて、売上予測も立てやすく、かつ投資の判断も明確にできる内容です。

一方こんな場合。

過去に受注した案件は、徐々にダウンセルや解約をしてしまい、売上が下がっています。それを新規受注でカバーしている状況。しかし近年の新規受注は減少傾向にあり、そろそろ売上がピークアウトしてしまう状況に見えます。

こうなるとこの事業には投資ができません。

単に売上全体を見ると、どちらも伸びてはいるのですが、数値の切り方=分析のやり方によって見えてくる景色は大きく異なります。

経営という大きな観点でなくても、自分の仕事を数値に基づいて分析してみると、今後何が起きるのか?今どのような手を打つべきか?など具体的な行動まで見えてきます。

数値の切り口はいくらでもあります。どのような分析を行うか?ということに「仕事力」が問われることになります。

好都合でも不都合でも、現実の数値から目を背けずに、しっかりと分析を行ってアクションを決める。この基本を忘れずに進んでいきたいものです。