Monthly Archives: 1月 2021

働き方

ある日のインターゾーン社内風景

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今日は少し力を抜いたお話です。

業務中のインターゾーンの社内がどんな感じか?を撮影してみました。

まずは本社3階から。管理部、人材開発部、設計チームなどがいるフロアです。

このタイミングではフロアにいるのは私を含めて6人。かなり少ないですね。ちなみに出勤者は10人いますがミーティング等で離席中。他のメンバーは在宅勤務で不在というわけです。

もともとこの本社の3階はスペースに余裕のある作りなので、ソーシャルディスタンスもばっちりです。

そして次は本社2階。セールス、サクセス、ウェブチームです。

う~ん、なかなか人が多いですね。奥にいるウェブチームはようやくVPNが整備させるので、リモートワークが更に進むところです。

そしてフリースペースは・・・

何やら人事面談が行われているようです。このフリースペースは誰が活用してもいいので、この日の午前中はBPO事業部が3丁目、4丁目の事務所からここに集まってミーティングが行われていました。

週の半ばの平日はこのスペースはあまり人がいません。よって、来客対応をここで行うことも少なくありません。空間が広いほうが気持ちがいいですからね。

さて、インターゾーンには高崎市内にあと2ヶ所、そして東京と大阪に1ヶ所ずつ事務所があるので、いずれ紹介していきたいと思います。

商品・サービス

gNOTE、なぜ自動車業界?

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自動車業界においてgNOTEというSaaS事業を営んでいるインターゾーンですが、通常SaaS事業はもっと幅広い業界で使ってもらったほうが、売上拡大にもつながります。

しかしgNOTEは自動車業界に特化しています。

gNOTEを育成していく過程では当然、対象を広げていくことも検討していました。しかし、幅広い業種に出ていくと、今度は競合が現れます。その場合の競合は日本を代表するIT企業である場合もあれば、グローバルな巨大企業である場合もあります。

IT業界の専門用語でいうと、幅広い業界に提供できているSaaS事業をホリゾンタルSaaS、業界特化型をバーティカルSaaSと呼んでいます。

おそらくSFA、CRMに関わるビジネス領域でいくと、この分野のホリゾンタルSaaSの最強企業であるSalesforceとぶつかることにもなりかねません。

そんなところでSalesforceに対抗することは、勝ち目もなければ、社会的価値もありません。それよりも業界特有事情に精通しているインターゾーンだからこそ、特定分野において、巨大企業では手の届かない部分まで考えられることに価値があると考えています。

一方で自動車業界ではまだクラウドの利用は少なく、オンプレでかなり自社向けにカスタマイズしたシステムを利用している企業も多々あります。

「現時点」を考えれば、それはそれで個別企業にとっては便利なのでしょうが、DXのブログで書いたように、業務フローをイノベーティブに変えていくことは難しいでしょう。

現在、自動車業界にオンプレでシステム提供しているシステム会社も今後クラウド化を進めていくことが明確です。そうなると、よりgNOTEとの連携性は高まっていくため、業務フローのイノベーションにはかなり期待が持てると思っています。

昨日書いたブログのように本気で「共創」を行うことでさらなる価値提供ができるように努力していきたいと考えています。

ポイント 商品・サービス

オリジナリティを大切にする

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インターゾーンの作るサービスは、大半、世に出したときに“同じものがない”ケースがほとんどです。

サービス開発をする際はクライアントの現場で聞いた、あるひとつの現象からスタートする場合も多く、どこかの会社がやって儲かっているらしいので、同じようなサービスをつくるということをやったことがありません。

サービスの独自性が重要なのは、以下のようなことがあるからです。

●マーケットに導入が進むまでの初期段階は大変だが、浸透しはじめると競合がいないだけに一気に進んでいく。

●市場に競合商品がないだけに「値決め」を自社で行える。ただし、これはとても難しい。

●競合していないだけに、他社と一緒になって新たなサービスをさらに開発することができる。「共創」に向いている。

経営者個人としては、やはりオリジナリティがあるサービスが市場に受け入れたときの喜びは格別のものがあります。

これは企業の性格によるのかもしれませんが、他社と同じものをつくって競争していくことを好む企業もあれば、独自性を重視して、共創を好む会社もあり、インターゾーンは確実に後者になります。

オリジナリティのある商品・サービスをつくるには、常にマーケット、現場を冷静な目で見続けること、お客様の声に耳を傾け続けること、そして何よりも大切なことは「自分の頭で考え抜くこと」が必要になります。

また、これはインターゾーンの歴史でたまたまなのかもしれませんが、システム開発をするエンジニア集団を抱えつつ、一方で労働集約型のコールセンターを含むBPO事業を営んでいる企業は珍しいと思っています。さらに、会社のスタートが「マーケティング会社」であるということも、我々のサービスがひと味違うものになる要因だと考えています。

次回は現在のビジネスであるgNOTEがいわゆる「バーティカルSaaS」になってきた経緯をお話しします。

社会

カーボンニュートラルってどうよ?

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ここ最近、月1回、エンジニアと一緒に勉強会をしています。勉強会といっても私がみんなから教えてもらう立場です。例えば、エンジニアがどんなメディアを情報源としているのかを教えてもらったり、ある技術に関してどんな見解を持っているかなど。

一方で社会的なテーマについて個人としての意見を聞くこともあります。

昨日は「カーボンニュートラルってどうよ?」というテーマでした。

題材はこちら。

『カーボンゼロへの道 2050年の街、描けるか』(日経新聞)

システム開発部7名の意見を聞きましたが、今の段階ではバラバラですね。仕事として考える場合と個人の価値観として考える場合でも異なる。政治的に見るか?自分のポリシーとして見るかでも異なる。とても面白かったです。

カーボンニュートラルの動きは日本においては、菅総理の所信表明演説から一気に盛り上がってきました。

このような動きは以下のような要素があると考えています。

①グローバリズムの中において、多分に政治的要素が強い。今後のリーダーシップをどこがとっていくのか?ということにもかかわる。

②個人の価値観はすぐには変化しない。今の生活をいきなり変えようと思う人は少ない。しかし社会が動いていった場合には数年かけてその価値観すら変化していく可能性がある。

③今のカネ余り資本主義世界においては成長のキーワードとなる「テーマ」が必要で、そこにぴったりはまっている。よって大企業から着実に動いていく。

④上記「テーマ」があるとグリーン銘柄に一気にお金が集まりバブルが起こる。バブルは悪ではなく、その集まったお金によって、技術的イノベーションが起きる可能性がある。その場合、②の個人にも影響を及ぼすことが考えられる。

このあたりのことを踏まえて世の中を見ていく必要がありますね。

ちなみに全く直接的でありませんが、先日、個人で二酸化炭素濃度系を購入してみました。

いまだファンヒーターのある我が家では小さな部屋で閉め切ったまま温めると一気に5000ppmまであがります。換気をしても1500を少し下回るところまでしか下がらないですね。

買ったばかりなので、こういう計測はなかなか面白いので、部屋の中で実験しています。

学び

人類史に学ぶ

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昨年はコロナ禍でさまざまな情報に振り回された1年でした。ステイホーム状態で様々なことを考える機会もありましたが、その中で私が気になったのは人類史。

人間はこれまでもウイルスと共存し、進んできた歴史があります。ウイルスをやっつけてしまおう!などというのは人類史から見ると、あまりにおこがましい人間のおごりのようにも思えます。

昨年、体調不良になるまで1年間で80冊の本(人類史・世界史・哲学)を読破し、それをnoteに記録しようという活動を行っていました。結局10冊のところで止まっていますが。。。

ここ数年で私の知的好奇心に最も刺激を与えてくれたのは「サピエンス全史」です。それも含めて少しだけnoteに記録した内容をご紹介します。

私のnoteはこちら

80冊読書!1冊目 サピエンス全史(上)

80冊読書!2冊目 サピエンス全史(下)

そして同様の人類史でまさに病原菌との歴史をたどった「銃・病原菌・鉄」。

こちらもnoteに記録。

80冊読書!4冊目 銃・病原菌・鉄(上)

80冊読書!5冊目 銃・病原菌・鉄(下)

そして、人類史ではなく哲学の本ではあるものの、サピエンス全史とのつながりを感じさせる本、「世界は贈与でできている」。

80冊読書!8冊目 世界は贈与でできている

単にニュースやワイドショーのくだらない情報に振り回されるのではなく、「自分の頭で何が起きているのか」をしっかり考える力を持っていないと、世の中の雰囲気に飲み込まれてしまいます。

大きな流れで見た歴史(人類史に至っては数百万年という単位で!)を知ることで、軽薄なテレビやネットの情報に流されない自分の考えを確立することができるものだと感じています。