インターゾーンはもともとクラウドシステムgNOTEを販売する以前から、あらゆるサービスはストック型のビジネスモデルを構築してきました。
よってSaaSビジネスが多くなってきた今、重要指標とされるMRRとは、とても相性のいい事業を行っています。
MRRは基本的に以下の3つの要素から成り立ちます。
①新規受注
②アップセル・ダウンセル
③解約
それぞれに対する施策はありますが、最も重視する指標は③の解約率の低減です。
旧来型のビジネスであれば、受注の数字に重きを置きます。なぜならそれこそが経営を支える土台となるからです。
一方、初期売上が小さく、なだらかに収益を稼ぐようなSaaSモデルでは解約が多ければ、どれだけ受注しても売上は伸びていきません。
全社的なMRRを見ていくのはもちろんですが、分析をしっかり行えば、チーム別のMRR、担当別・サービス別のMRRもすぐに算出ができます。
オンボーディングやユーザー活用策の強化など、分析をもとにして、的を絞った施策の実行が重要になります。
昨日書いた組織体制の変更も、今期は「カスタマーサクセス」の観点から実行しています。
MRR重視の経営とはまさにカスタマーサクセスの実行であり、お客様の成功、そして満足を追求していくことにつながります。
チームを超えた全社的観点でもカスタマーサクセスを重視できるよう、指数としてはMRRを重視した経営を行ってまいります。