私の所属している起業家機構(EO)では自己紹介をする際によく「ライフライン」を活用します。
ライフラインといっても、電気・ガス・水道のことではありません。ここで言うライフラインとは人生の幸福度の波を示すグラフのことを言います。
例えばこんな感じです。
人生にはいろいろな出来事があります。その出来事がその人にとって感情的に「プラス」だったのか「マイナス」だったのかをグラフで示していきます。
例えば「結婚」という出来事ひとつとっても人によって違いがあります。今の結婚生活が幸せな人は結婚という出来事が「プラス」要因になるでしょうし、そうでない場合は「マイナス」になるかもしれません。
単に出来事として何をしたか?ということではなく、「その出来事をどう捉えているか?」によって、その人をより深く知ることができるようになります。
経営をしていると飽きることなく様々な出来事に遭遇します。出来事の大小と感情の振れ幅の大小は実は関係ありません。
小さな出来事であっても、その人にとっては大きな感情の振れをもたらす場合があります。それは過去に経験してきた「何か」と関係していることもあります。
このような形で「ライフライン」を使うと「その人となり」をより理解できるようになります。
初めて会う人とチームを組む場合などは、ぜひ活用してみてください。