Author Archives: kagamiyama

仕事 経営

一歩引いて見る

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今回、3年ぶりにブログを再開するにあたって、「一歩引いたところから眺める」と初回の記事で投稿しました。

この1ヶ月半、このスタンスで経営をしてきています。最前線は役員である山田君と戸張君に任せ、少し引いたところから眺めています。

従来であれば、ミーティングでもディスカッションの当事者であったのですが、今は大きなミーティングではできる限り聞き役にまわっています。

当然課題を抱えている人の話を聞く機会が多いのですが、さまざま思考をめぐらすことができます。

『今回議論している“現象”について、根本的な“課題”は意外とシンプルだな』

とか

『ここから前に進めるには誰かが“選択肢”を提示する必要があるな』

とか

『その選択肢のポイントは3つの視点から見ているからだと説明がいるな』

などなど、いろいろなことが思い浮かんできます。

当事者であれば、余裕がないので、冷静に課題の把握や意思決定までの選択肢提示をすることは大変です。今回、一歩引いて眺めていることの重要性はこのようなことにあるな~と思っています。

社長として前面に出て決定して進んでいくことは早いのですが、本当の意味での組織力を考えたときには、そうではない経営チーム体制をつくりあげたいと心から思っています。

私が一歩引いたところで得た見解を個別に役員陣に共有することで、彼らのレベルアップを図ることができます。彼らがレベルアップするとリーダー陣のレベルを上げられるようになります。

私自身は話好きだし、本質的な課題発見力には自信もありますが、それをグッと我慢することが将来のインターゾーンにとってより大きな成果を残していくのだと思っています。

ポイント 理念(ミッション・ビジョン・コアバリュー)

理念そのもの以上に、なぜ理念が存在するのかが重要

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インターゾーンには社員になって1~2ヶ月程度、またアルバイト・派遣のメンバーも入社6ヶ月程度で私自身の理念研修を受けることになっています。

理念研修っていうとなんだか堅苦しい話になりがちですが、私の理念研修は完全に「理念ができあがってきたストーリー」を私が子供のころからの話を交えて進めていくので、とても面白いものに仕上がっています。

子供のころ、学生時代、サラリーマン時代、前職などを含め話をしていきますが、特に創業前後の波乱に満ちた話は実は理念ともつながっているし、聞いているメンバーの興味をひく話でもあります。

理念を持っている会社はたくさんありましが、「なぜ理念を作ったのか?」という話まで遡って社員に説明している会社は少ないものです。しかしメンバーから見たら、朝礼で毎日理念の話を主体的にする社員を見て、「なんでこんなことしているんだろう?」と当初は疑問に思うはずです。

インターゾーンでは理念研修を受けた後、「なるほど、そういうことだったのか!」という気づきを得られるし、「より自分も主体的にかかわっていこう!」と思えるようになります。

一般的にどうやって理念ができていくのか?イメージが湧きに行く方が多いと思います。ただ理念をつくっていく側も普通の人間です。その人の経験してきた人生が大きく関わっていることに間違いありません。その裏側を知ることは「なるほど、この人が理念を大事にしている理由がわかった」と思える力になります。

インターゾーンが成長していく過程においても、順風満帆に進んできたわけではありません。(そもそもそんな会社なんて存在しないと思います)

どのタイミングのどのような事柄で社長は何を思ったのか?そしてそれが理念にどう影響を与えたのか?

理念研修ではこのことを詳しく話をしていきます。

ちなみにこの理念研修はリアル感を大事にしているので、ウェブでなくリアルでやり続けています。

ニュース

来社される皆様へ

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新しい事務所になるとき、管理部の武井君がかなりのこだわりを持って入館システムの導入を行いました。

普通の会社であれば、電話で呼び出しになりますが、インターゾーンは全く異なるので、少し流れを説明しておきます。

まず外扉から入ると目の入るのがこちらのタブレット。

画面に触れると、次に進みます。

通常は「アポイントあり」ですので、こちらをタップ。そこからはちょっと面倒ですが、会社名とお名前を入力してください。

入力完了後に確認画面が出るので「次へ」進んでください。

この間、3階フロアの電話が鳴り、来社されて方の名前がアナウンスされます。そして、そのまま解錠します。

その前に、シールになった「入館証」が印刷されるので、そちらを胸元に貼ってください。

あとは内扉に入っていただくだけ。通常、お迎えにあがります。

用件が終了しましたら、退館になりますが、これは比較的簡単。さきほどの入館証のQRコードをタブレットにかざします。

この画面の「退館」を押します。

そして入館証のQRコードをかざします。

これで完了!

最初は面倒に思われますが、そのうち慣れていただけると思います。Pマークも含めた入館管理も以前はアナログでしたが、このシステムになってからはデジタル管理で楽になりました。

ある信用調査会社の方がお越しになった際、ここまでの入館システムを整備しているのは群馬では他に1社しか知らないと言っていました。

最初に書きましたが、私のこだわりではなく、管理部武井君のこだわりです!

働き方

ある日のインターゾーン社内風景

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今日は少し力を抜いたお話です。

業務中のインターゾーンの社内がどんな感じか?を撮影してみました。

まずは本社3階から。管理部、人材開発部、設計チームなどがいるフロアです。

このタイミングではフロアにいるのは私を含めて6人。かなり少ないですね。ちなみに出勤者は10人いますがミーティング等で離席中。他のメンバーは在宅勤務で不在というわけです。

もともとこの本社の3階はスペースに余裕のある作りなので、ソーシャルディスタンスもばっちりです。

そして次は本社2階。セールス、サクセス、ウェブチームです。

う~ん、なかなか人が多いですね。奥にいるウェブチームはようやくVPNが整備させるので、リモートワークが更に進むところです。

そしてフリースペースは・・・

何やら人事面談が行われているようです。このフリースペースは誰が活用してもいいので、この日の午前中はBPO事業部が3丁目、4丁目の事務所からここに集まってミーティングが行われていました。

週の半ばの平日はこのスペースはあまり人がいません。よって、来客対応をここで行うことも少なくありません。空間が広いほうが気持ちがいいですからね。

さて、インターゾーンには高崎市内にあと2ヶ所、そして東京と大阪に1ヶ所ずつ事務所があるので、いずれ紹介していきたいと思います。

商品・サービス

gNOTE、なぜ自動車業界?

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自動車業界においてgNOTEというSaaS事業を営んでいるインターゾーンですが、通常SaaS事業はもっと幅広い業界で使ってもらったほうが、売上拡大にもつながります。

しかしgNOTEは自動車業界に特化しています。

gNOTEを育成していく過程では当然、対象を広げていくことも検討していました。しかし、幅広い業種に出ていくと、今度は競合が現れます。その場合の競合は日本を代表するIT企業である場合もあれば、グローバルな巨大企業である場合もあります。

IT業界の専門用語でいうと、幅広い業界に提供できているSaaS事業をホリゾンタルSaaS、業界特化型をバーティカルSaaSと呼んでいます。

おそらくSFA、CRMに関わるビジネス領域でいくと、この分野のホリゾンタルSaaSの最強企業であるSalesforceとぶつかることにもなりかねません。

そんなところでSalesforceに対抗することは、勝ち目もなければ、社会的価値もありません。それよりも業界特有事情に精通しているインターゾーンだからこそ、特定分野において、巨大企業では手の届かない部分まで考えられることに価値があると考えています。

一方で自動車業界ではまだクラウドの利用は少なく、オンプレでかなり自社向けにカスタマイズしたシステムを利用している企業も多々あります。

「現時点」を考えれば、それはそれで個別企業にとっては便利なのでしょうが、DXのブログで書いたように、業務フローをイノベーティブに変えていくことは難しいでしょう。

現在、自動車業界にオンプレでシステム提供しているシステム会社も今後クラウド化を進めていくことが明確です。そうなると、よりgNOTEとの連携性は高まっていくため、業務フローのイノベーションにはかなり期待が持てると思っています。

昨日書いたブログのように本気で「共創」を行うことでさらなる価値提供ができるように努力していきたいと考えています。