今回、3年ぶりにブログを再開するにあたって、「一歩引いたところから眺める」と初回の記事で投稿しました。
この1ヶ月半、このスタンスで経営をしてきています。最前線は役員である山田君と戸張君に任せ、少し引いたところから眺めています。
従来であれば、ミーティングでもディスカッションの当事者であったのですが、今は大きなミーティングではできる限り聞き役にまわっています。
当然課題を抱えている人の話を聞く機会が多いのですが、さまざま思考をめぐらすことができます。
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『今回議論している“現象”について、根本的な“課題”は意外とシンプルだな』
とか
『ここから前に進めるには誰かが“選択肢”を提示する必要があるな』
とか
『その選択肢のポイントは3つの視点から見ているからだと説明がいるな』
などなど、いろいろなことが思い浮かんできます。
![](https://inter-zone.jp/kagamiyama/wp-content/uploads/2021/02/4104745_s.jpg)
当事者であれば、余裕がないので、冷静に課題の把握や意思決定までの選択肢提示をすることは大変です。今回、一歩引いて眺めていることの重要性はこのようなことにあるな~と思っています。
社長として前面に出て決定して進んでいくことは早いのですが、本当の意味での組織力を考えたときには、そうではない経営チーム体制をつくりあげたいと心から思っています。
私が一歩引いたところで得た見解を個別に役員陣に共有することで、彼らのレベルアップを図ることができます。彼らがレベルアップするとリーダー陣のレベルを上げられるようになります。
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私自身は話好きだし、本質的な課題発見力には自信もありますが、それをグッと我慢することが将来のインターゾーンにとってより大きな成果を残していくのだと思っています。