年間車検1万台の企業が実践!車検出庫時にお客さんにかける『魔法の一言』【動画:約4分】
先日、前回の記事を確認された方から、「無料の点検も活用すると良いのは分かったけど、それだけで点検入庫増えますか?」というご相談を頂きました。
結論から申し上げると、12ヶ月点検を無料で出来るようにしただけでは点検入庫は増えないです。
点検入庫を増やす為には、12ヶ月点検を無料でも出来るようにしたうえで「来店に繋がるオペレーション」を組み合わせる事が必要になります。今回はこの「来店に繋がるオペレーション」とはどういう事なのか、12ヶ月点検の入庫率が50%以上ある店舗の事例をご紹介します。
車検の出庫時に点検での次回来店の予約を獲得してしまう
「車検をしてくれたお客様に点検の時期になってハガキを送っている」
これはよくある顧客アプローチの流れだと思いますが、はがきを送るだけでは対象者の10%程度しか入庫してくれません。そこで大切になってくる取り組みが、お客様の満足度が一番高いタイミングに、次回の来店予約を獲得する事です。
この取り組みを実施するうえで根拠となる考え方が「満足度曲線」です。
これは車業界に限った話ではないですが、顧客は来店時やサービスを受けた時が最も満足度が高く、その後時間が経過するとともに満足度が下がっていくという考え方です。
点検の時期になったからDMを送るという取り組みは、前回の来店からそれだけ時間が経過している為、顧客の満足度が下がってきたタイミングで「予約どうですか?」と点検での来店案内をしている事になります。その為、点検来店に繋がりにくいという事になります。
車検時は、お客様のカーライフに合わせた整備や提案をして、サービスを通してお客様へ安心と安全を提供されている為、お客様にとっては車検の出庫時が「一番満足度が高い状態」となります。この出庫時のタイミングで、点検の必要性を理解してもらう事ができれば、点検での来店予約は取りやすくなるという訳です。
来店時期には漏れなく確認の連絡を実施する
予約が取れれば、点検の時期のご案内は「よかったらどうですか?」という「営業の連絡」ではなく、
「予約もらっていた件ですが、お変わりないですか?」という「確認の連絡」になります。
事前に予約獲得まで出来ていれば、満足度が低い時に1から必要性を説明して予約を取る必要がないですし、お客様も事前に点検の必要性を理解してくれたうえで予約をしてくれている為、点検時期が近づいたら確認の連絡を漏れなく実施する事が出来れば、点検入庫率を改善する事が出来ます。
また、「この確認の連絡が大変」という方には、ぜひ弊社のgNOTEを使って頂きたいです。
gNOTEであれば、予約済みのお客様への確認の連絡が来店日が近づいたタイミングで自動通知されます。また、通知を受け取ったお客様は、店舗に電話せずともご自身で予約日時の変更まで出来てしまいます。
最後は少し弊社の宣伝になりましたが、来店客を増やすうえでは非常に重要な取り組みになります。
「少しだけ話聞いてみたい」と思われた方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談は受付けておりますので、ぜひお気軽に弊社までご連絡ください。
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