今日は盛和塾(京セラ創業者:稲盛和夫氏の元で経営を神髄を学ぶ塾)の世界大会発表に向けた予選会が開催されました。
盛和塾を代表するような理念経営を実行している経営者の体験発表を聞くことによって、改めて自分の経営を振り返る良い機会となります。
盛和塾で有名な
『誰にも負けない努力をする』
という稲盛氏の言葉があります。
実はこれひとつとっても盛和塾メンバーの話を聞くと簡単ではありません。
なにせ経営者がよく働きます。
「1日16時間、365日働き続ける!」と宣言した過去のある人も。
誰にも負けない努力をするということは、これらの人よりも努力をするということです。
週に100時間、年間5000時間働くことができるような人が成功しない訳がありません。
そんなこと、並大抵の人ではできないからです。
稲盛氏は経営者が年間5000時間、10年働き続けたら“誰でも上場くらいできる”と言った過去があります。
熱意があり、考え方が正しい方向に向かっているならば、能力が劣っていても圧倒的な成果をあげることができるということです。
稲盛氏の教えは“普通の人”に対する強烈なメッセージです。
私自身も普通の人間が起業家になったと思っているので、稲盛氏の言葉が大きな勇気を与えてくれます。
そして何よりも経営者が実行するべきこと。
それは「働いている社員を幸せにする」こと!
これこそ経営者の最も大切な役割です。
今日は改めてそのことの大切さに気づきを得た一日でした。
本日発表していただいた方への感謝の気持ちも込めて、なお一層精進します!