仕事でも日常でも、何か知りたいことがあるとき。
当たり前にキーワードを入力して検索しますよね。
私も一日に数えきれないくらい検索してると思います。
キーワード検索せずに過ごすことは難しいくらい、当たり前の行動になってます。
ちなみにどんな検索結果が表示されるかは、そのときに使っているツールやサービスによって様々です。
PCのエクスプローラーならファイル名やフォルダ名で一致するものが出てきたり。
Youtubeなら動画タイトルや説明文にキーワードが含まれるものが出てきたり。
Google検索ならキーワードと関連する内容のウェブサイトが出てきたり。
これだけ見ると、検索のしくみって基本はとても分かりやすいです。
がしかし。
しかし、です。
具体的なアルゴリズムは実はどれも非常に複雑です。当たり前だけど。
私が仕事で使うGoogleやYahooなどの検索エンジンと呼ばれるツールたちも例にもれず、その複雑&難解さときたら。
ホントとんでもないな!!!と感心する今日この頃です。
私のような一般人の理解力では遠く遥か及ばない、別次元の何かです。
今日、Google広告認定資格の更新試験でも受けようかな~と軽い気持ちで約1年ぶりに色々しらべたりしてて、改めてその複雑さを痛感しました。
一般的に「検索結果を表示する」しくみに抱くイメージが漢字の「一」だとしたら、実際の複雑さは「ビャン」くらいです。
さらにGoogle検索で言えば、検索結果の上から「広告(スポンサー)」「動画」「地図」「自然検索」などが複数並ぶことが多いですが、これらそれぞれが別々のアルゴリズムを持ってます。
この時点でビャン×4です。
表示アルゴリズムの考え方が比較的オープンになっている「広告」の例を示すと、こんなかんじ。
広告ランクのスコアは、大まかに次の 6 つの要素に基づいて決定されます。
- 入札単価 – 入札単価とは、広告のクリック 1 回に対して最大でいくらまで支払ってもいいか、広告主様が指定したものです。通常、最終的な支払い金額はこれより少なくなります。入札単価はいつでも変更できます。
- 広告とランディング ページの品質 – Google 広告は、広告とランディング ページの有用性と関連性、クリックされた広告クリエイティブに基づくユーザーのランディング ページに対する期待値、ランディング ページのナビゲーションのしやすさ、その他の検索品質シグナルなど、複数の要素を評価することでユーザーに質の高い検索結果を提供することを目指しています。
広告の品質評価の結果は、品質スコアでわかります。品質スコアは Google 広告アカウントで確認できます。https://support.google.com/google-ads/answer/1722122?hl=ja
- 広告ランクの下限値 – 常に質の高い広告を掲載するため、表示される広告が満たすべき最低限の基準を定めています。
- オークションにおける競争力 – 同じ順位で競合する 2 つの広告の広告ランクが同じ場合、それぞれが同じ順位を獲得する確率はほぼ同じになります。2 つの広告主の広告間の広告ランクの差が大きくなると、ランクの高い広告は勝つ確率は高くなりますが、その位置を獲得する確率を高くするために高いクリック単価を支払うこともあります。
- ユーザーが検索に至った背景(コンテキスト)– 広告オークションにおいてコンテキストは重要な要素です。広告ランクを算出する際は、ユーザーが入力した検索キーワード、検索時のユーザーの所在地、使用しているデバイス(例: モバイル デバイスやパソコン)、検索した時刻、検索語句の性質、同じページに表示される他の広告と検索結果をはじめ、さまざまなユーザー シグナルと属性が考慮されます。
- 広告アセットやその他の広告フォーマットの効果 – 広告を作成する際は、サイト内の特定のページへのリンクや電話番号など、特定の情報を広告に追加できます。この機能を「広告アセット」と呼びます。Google 広告では、広告主様が追加したアセットやその他の広告フォーマットの見込み効果も考慮されます。
とまぁこんなこと誰も初見では理解できないので、業務上で扱う場合はかなり簡略化した話をします。
我々としては「ビャン」を「道」くらいで理解して、他者に伝えるときは「一」にする、みたいな。
検索を例に出しましたが、この手のことはあらゆる専門分野で起きてるんだろうな~と、コレ書いてて思いました。
日々、技術の進歩と変化は果てしないですからね。
わいわい。