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ポイント 働き方

副業とは何なのか?

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働き方が変化していく中で「副業」の話題がニュースをにぎわすことが多くなっっていますね。コロナの影響を受けた企業では勤務日数そのものが減ってしまい、副業で補うことを推奨している場合すらあります。

インターゾーンは副業を認めています。実際、一部社員は短日勤務(週3日など)を行い、本格的に別の仕事をしているメンバーもいます。

以前のブログにも書きましたが、これはここ数年で変化をさせてきたものです。その過程において、すんなりすべてを認めてきたわけではありませんし、経営者としての葛藤もありました。

副業ということをどのようにとらえるか?について私なりに、その過程で考えてきたことを書いてみたいと思います。

今回の前提として「キャリア」「収入」として副業を考えている場合であって、例えばボランティアに近い活動を行うことをここではとりあげるものではありあません。

①副業ができるのは本業でのプロフェッショナルな仕事を行っている人。

インターゾーンで副業をしているメンバーを見ると、明確に「プロの意識」をもって仕事をしていますね。特に時間が限定されるので、どんなアウトプットをするか?を徹底して考えています。

ここでよく考えてみたいのですが、そもそも副業で本業と全く違う仕事をしても、本業より稼げる可能性はゼロに近いです。例えば正社員で本業の時給換算をした場合に3000円である人が、まったく違う仕事をしたら1000円しか稼げない。。。こんなことはザラにあります。そして、それならやる意味はあまりありませんね。それなら本業に全力を注いだほうがよほど良いです。

②本業と副業の経験にシナジーがあるか?

副業での経験が本業に活きるからこそ副業の価値があり、本業での経験が副業に活きるからこそ本業の価値があります。

どちらか単体だけでは得られない経験を得られることがポイントになります。次項の話にもつながりますが、だからこそ「実務」を行うことが重要です。

③年代によって副業の在り方は変わる。

私のように50歳になろうかとしている人と30代では副業のあり方が違います。シニアになればどちらかというと副業の仕事はコンサル寄りにならざるを得ないでしょう。

しかし30代で副業を行う場合、本業も副業もコンサル的な立場であるよりも、実務を行うことを軸に考えるべきです。コンサルをやるのはもったいないですね。経験こそが重要な資産となるからです。

④意外と気づかないこと。副業は9割以上の人には関係のない話。

ここまで書いてきて「あれっ」という結論ですが、①~③の前提を考えると9割以上の人には副業を行うメリットは非常に小さいく、副業は関係のない話です。

そういう意味で「時流に流されない」ことが大切です。

基本的にはキャリアは本業で築いていくことが9割以上の人にとって大切なんだと思っています。

以上のことを理解していると、副業を行ってもらうメリットは会社側にも大いにあります。

一例として挙げると、100%本業で勤務するか?退職するか?の二択でなくなるため、優秀な社員が辞めなくなります。またこれは経営者や幹部の柔軟性によりますが、外部ノウハウを持ち込んでもらうことでその人の経験が社内のイノベーションに役立つケースもあります。

世の中には常に「流行り言葉」が存在します。

・株式市場的に注目を浴びる

・マスコミがとりあげやすい

こういったものに流されず、その本質を自分自身で考えながら行動していくこと。これがどんな時代にも求められる思考なのでしょう。

ポイント 経営

インターゾーンのバックオフィス業務はかなり凄いことになっています

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先日の投稿で自動車業界のDXに貢献するという大きなことを書いていますが、実はこれはインターゾーン社内での経験から生まれてきたことなのです。

DXというと、特に大企業を中心にシステムやコンサルといった側面が注目されますが、最も重要なことは社内のDX人材育成だと考えています。

インターゾーンではバックオフィス業務を管理部兼事業企画の武井君が一気に変革していきました。

数年前までは紙、データもバラバラで加工を加える、それぞれのシステムにつながりがない。。。など抜け漏れを防ぐためのチェックなどが大変でした。当然月末月初は忙しい・・・など管理部特有の業務の偏りもありました。

ちなみに会計システムは数年前はミロク、その後MFクラウド会計、そして今年度からfreeeに変更しました。

現在、バックオフィス業務はkintone、freee、一部MFという構成で成り立っています。特にkintoneの活用とfreeeの連携を進めることで、セールスの見込み段階から受注、売上、入金までを一気に管理できるようになりました。

その過程でもうひとつ重要だったことはネットバンクへの切り替えです。特にfreeeなどと相性はネットバンクが圧倒的によく、これによっていわゆる記帳作業は圧倒的に削減できるようになりました。

売上が10倍になっても人を増やさずに済むバックオフィスを構築する・・・武井君が掲げているビジョンです。

従来、企業では自分たちの業務に合わせてカスタマイズしたシステムを構築することが主流でした。しかしクラウド化が進む現在は、それをいかに使いこなしていくか?が重要なポイントになります。

そしてそのためにはDX人材を社内に抱えておく必要があるのです。

インターゾーンはすでにその体制が完成しています。

今後、マーケットが縮小していく自動車業界で生き残っていくには従来のアナログな業務の仕組みからデジタルシフトをしていく必要があります。そのためにはどうしても社内にDX人材と呼べる立場の人が必要になります。

インターゾーンはgNOTEというサービス導入を通じて、DX人材の育成に少しでも貢献していくことができればと考えています。

最後にDX人材はにITに詳しい・・・ということではないということです。経営を理解し、自社のサービスの特性の理解、そして業務フローや生産性の理解が欠かせません。

「そんな人材いないよ」と言われるかもしれませんが、一歩目はそれほど難しいことを考えなくてもいいと思っています。今まで社外のシステム会社に任せきりだったこと・・・例えばシステム導入の説明会を自分たち自身で行う・・・などでも十分大きなステップとなるはずです。

来年は各業界ともDXという言葉が踊ることになると思いますが、言葉に踊らされずに地に足をつけた活動を一緒に展開できればと考えています

ポイント 経営

SaaS企業への転換

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3年前にブログを書いていたころはインターゾーンはウェブ制作・運用とコールセンターが少しずつ伸びているタイミングでした。

インターゾーンはおよそ5年程度で事業が入れ替わるくらい自動車業界を対象にあらゆるサービスを提供してきました。そのため、3年も経つと全く違う会社になってしまうことになってしまいます。

現状はウェブ制作・運用は「ウェブマーケティング」を中心とした事業に加え、コールセンター事業は大幅に拡大し、かつて本社を置いていた事務所はすべてコールセンターとして機能しています。

そして何よりも大きく変わったことはSaaS企業として生まれ変わったことです。自動車業界向けクラウドCRMシステムのgNOTEは大手企業を中心に300社以上に導入され、さまざまなシステムと連携しつつ、自動車業界のDXにここ数年で大きく貢献できるほど成長してきました。

そしてこの流れの中でインターゾーンは今後数年、gNOTEというSaaS事業を事業の柱とすることを決定しました。

かつてBPO事業部の一部であったシステム開発も完全に独立した部署となり、エンジニアも数多く増えました。特にマーケティング会社であったインターゾーンにおいて、エンジニア集団を抱えることは、会社のカルチャーづくりとの摩擦もありました。しかしながら、現在ではエンジニアはエンジニアなりのカルチャーができあがれば良いという判断をしているため、ほぼ全員フルリモートで仕事をするなど、独自の発展を遂げてきています。

インターゾーンがシステム開発をする強みは、そのスタートがマーケティング会社である・・・ということです。

このことについては今後の投稿で語っていきたいと思っています。

ポイント 働き方

人材の多様化が進みました

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3年前に書いたブログで「働き方の多様化と人材のプロ化」という内容を書きました。

その中で

また将来的にはリモートワークもOK。勤務日数も週3日など。群馬県内に住んでいて、普段はリモートワーク、週1回は会社に出勤などのスタイルも出てくるでしょう。従来の評価制度や給与の考え方ではどうにもできなかったことを実現させていきます。

ということを書いていました。

コロナ禍が起きるずっと前ですが、今ではリモートワークも週3日勤務も実現しています。

特に社内人材がプロ化して他の企業でも価値発揮をするということは、インターゾーン社内にとっても大変いい影響を及ぼしています。100名ほどのメンバーしかいないインターゾーンでは、社内だけで仕事をしているよりは社外の人との交流があってこそ自分の価値を高めることができる可能性のある仕事も多くあります。(特に管理系など)

そういう業務についているメンバーでは、プロ化できるような実績があり、希望している場合は短日勤務も認めるようになりました。

個人と会社の「いい関係」のためにも人材の多様化が進んでいることは喜ばしいことだと考えています。