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ポイント 商品・サービス

オリジナリティを大切にする

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インターゾーンの作るサービスは、大半、世に出したときに“同じものがない”ケースがほとんどです。

サービス開発をする際はクライアントの現場で聞いた、あるひとつの現象からスタートする場合も多く、どこかの会社がやって儲かっているらしいので、同じようなサービスをつくるということをやったことがありません。

サービスの独自性が重要なのは、以下のようなことがあるからです。

●マーケットに導入が進むまでの初期段階は大変だが、浸透しはじめると競合がいないだけに一気に進んでいく。

●市場に競合商品がないだけに「値決め」を自社で行える。ただし、これはとても難しい。

●競合していないだけに、他社と一緒になって新たなサービスをさらに開発することができる。「共創」に向いている。

経営者個人としては、やはりオリジナリティがあるサービスが市場に受け入れたときの喜びは格別のものがあります。

これは企業の性格によるのかもしれませんが、他社と同じものをつくって競争していくことを好む企業もあれば、独自性を重視して、共創を好む会社もあり、インターゾーンは確実に後者になります。

オリジナリティのある商品・サービスをつくるには、常にマーケット、現場を冷静な目で見続けること、お客様の声に耳を傾け続けること、そして何よりも大切なことは「自分の頭で考え抜くこと」が必要になります。

また、これはインターゾーンの歴史でたまたまなのかもしれませんが、システム開発をするエンジニア集団を抱えつつ、一方で労働集約型のコールセンターを含むBPO事業を営んでいる企業は珍しいと思っています。さらに、会社のスタートが「マーケティング会社」であるということも、我々のサービスがひと味違うものになる要因だと考えています。

次回は現在のビジネスであるgNOTEがいわゆる「バーティカルSaaS」になってきた経緯をお話しします。

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マニュアルを動画に変える

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システムのマニュアルって見るのが面倒ですよね?Appleのようにそもそも直感的に使えるからマニュアルすら必要ない!っていうところまでいければ最高ですが、システムを作っている会社としてはなかなかそこまでは難しい。

よって当然マニュアルを作成することになるのですが、自分が利用者になった立場で考えると、ただひたすらに面倒。。。

本当に必要な部分だけを切り取って、動画にしてしまえ!ということで、今インターゾーンではマニュアルの動画化が進んでいます。

私たちのお客様である自動車整備業界の「現場」の方が見るものなので、IZチャンネル並みに本当はもっと面白く作っていければいいのですが、数が多いので、なかなかこのクオリティまでは出せません。ただそれでも文字で見るよりも圧倒的に分かりやすくはなりました。

またインターゾーンとしても「導入説明」が必要なくなりますし、クライアントの担当の方がこの動画を使って社内説明ができてしまうという社内DX担当育成にも役立ちます。

動画マニュアル促進は個人的に料理をするときに、クラシルを見て、めちゃくちゃ便利だな~と思ったことがきっかけです。YouTubeのレシピ動画と比べると、時間が短く1分に収まっているところがポイントですね。

マニュアル動画はできるだけ短く!

心がけていきましょう。

ポイント 商品・サービス

自動車整備業界DXの必要性

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昨年末の投稿で自動車業界におけるDX人材の必要性について少し述べさせてもらいました。

『インターゾーンのバックオフィス業務はかなり凄いことになっています』

今日はもう少しこのあたりの私なりの見解を書いていきたいと思います。

タイトルに「自動車整備業界」と書きましたが、今後はこの業界はなくなっていくでしょう。すでにディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、ロードサービス、保険業・・・・あらゆる業界の垣根がなくなってきているからです。

今後も残るであろう事実は「地域」というキーワード。リアル事業をやっていて、かつ、「車」という現物を持ち込まない限りサービス提供できない事業という点において、地域は重要なキーワードです。

そして、今後はより幅広く、そしてより深く家庭・個人との付き合いを深めていくことが生き残りのポイントになってきます。よって単一業種(例えば整備のみ)では生き残っていくのは厳しいでしょう。

1999年まで私が在籍していた石油業界の歴史を振り返ってみます。

2005年ごろにガソリンのピークアウトを迎えましたが、実はその10年前から極端な業界内競争が繰り広げられてきました。結果としてガソリンスタンドの数はピーク時の1995年の6万店舗から今ではすでに3万店舗をきるまでに減ってしまいました。詳しく調べてはいませんが、企業数でいえば、おそらくピーク時の3分の1近くまで減っていると思います。

マーケットが縮んでいく際に起こることはおおよそどの業界も同じです。

①生き残っていく企業は大型化が進む

②その企業はこれまでと異なり複合業態として進んでいく

ということです。

そしていわゆる「三ちゃん経営」をしている場合を除いて、小規模な事業者は淘汰されていきます。

ここ数年、私たちの取引先でも倒産する先、事業譲渡する先が明らかに増えています。これまで事業者、工場数ともに増加してきた自動車整備業界ですが、今後はあきらかに逆転現象が起こってきます。

さて、その中で今日の本題。先に書いたとおり生き残っていく企業は大型化、複合業態化していく会社です。しかし一方でこの業界に入ってくる人材はどんどん減っています。

そもそも労働人口が減っているのに加えて、さらに業界からの人材流出が続いているような業界です。整備士不足を感じている会社は数多あるでしょう。

DXの重要性はここにあります。

今後を考えると、今の業務フローでは仕事がこなせなくなっていくのは明確です。業務フローにイノベーションを起こすには、当然クラウドシステムをはじめとしたIT関連の活用が必要になります。

ただ、ここでポイントなのは自社の業務フローを変革できる人材がDX担当になるべきであるということです。

なぜなら外部のシステム会社はそれぞれの会社の業務フローを理解しているわけではないし、かつ変革する力も持っていません。

インターゾーン社内のセールス担当も社内SNSでこんなことを書いていました。

“整備士不足”~“生産性向上していかなくてはいけない”、という繋がりを話を聞き感銘を受けた。整備業務の生産性向上を行っていくためにシステム化が必要、と、今まで整備側での業務を知らないこともあって、DXといってもフロント業務、少し視野を広げて経理・事務イメージがあり、フロント業務の生産性向上だけに目を向けていたが、システム活用、DX化というのはこうゆうことかと学べた。

つまり、自動車整備業界に精通しているインターゾーンの社員であっても、個々の業務フローについては分かっていないということです。だからこそ、社内にDX人材を置き、インターゾーンもその方と一緒になって改革に取り組んでいく必要があるのだと思っています。

自動車業界の経営者はITの重要性を理解している人が大半です。一方でITが得意という人は少ない。。。このギャップがこれまで「システム会社に丸投げ」という現象を生んでいる原因となっています。

ここは経営者の覚悟が必要です。

優秀な人材を販売でなく、ITを活用した業務フロー構築に振り向ける覚悟。

1人の優秀な販売担当は「今の売上」をあげてくれますが、一方でそれが限界です。業務フロー構築は確実に社内の生産性の革新を生み出し、未来をつくることができます。そうすることで以下のような状況が生まれます。

・事業が大規模化しても利益率が高くなる

・「人が行う仕事」が魅力的になり、新たな人材確保につながる

・給料を上げることができるため、新たな人材確保につながる

この業界における明るい未来をつくるためには、確実に社内におけるDX人材の育成が必要だということを、これからも発信しつづけたいと思っています。