もうワンステップ上へ!

こんにちは。
管理部の武井です。

今回のブログ更新では、
管理部・経理担当として、
どんな仕事をしているのかを具体的に紹介できたらと思います。

今回は2段構成で書きます!
①【月次でまわす3つの仕事】
②【会社経営を俯瞰できる!】

まずは、経理担当として行っている毎月の定型業務をざっと紹介します!
これらの業務は、どこの会社でも絶対に必要になってくる経理としてのお仕事です。

【月次でまわす3つの仕事】
1.請求業務
2.支払業務
3.給与計算

まず、『1.請求業務』について。
毎月、月末に弊社の約280社あるクライアントに対して請求書の発行をしています。
大きな業務フローは、
Ⅰ:その月に『どんな商材を、いくら売り上げたか』という請求情報を各事業部から集めます。
Ⅱ:Excelを使って、その月の『各クライアント別の売上金額』を集計します。
Ⅲ:販売ソフトを使って、Ⅱの情報を『各クライアント毎の請求書』のかたちへ落とし込みます。
Ⅳ:約280社分の請求書を郵送します。

次に、『2.支払業務』について。
毎月、その月の売上を達成する為にかかった仕入・経費をネットバンクを使って支払います。
具体的には、派遣会社さんへのお支払い、外注さんへのお支払い、家賃・水道光熱費等々経費のお支払い等たくさんあります。

最後に、『3.給与計算』について。
毎月、その月の売上を達成する為に働いて頂いた従業員の皆さんへのお給料を計算し、お支払いをします。
社員さん、パート・アルバイトさん、働き方は人それぞれです。
従業員さんが実際に働いてくれた労働時間に基データとして、給与計算をして振込手続きまで行います。

以上の仕事については、
会社にとってはすごく重要な仕事ですが、
見方によっては少し地味目なお仕事だったりします。

そこで、もう1ステップあがって、
会社経営の観点から経理業務を俯瞰をしてみると、、、、

【会社経営を俯瞰できる!】
簿記や大学の会計学等の授業などで下の様な損益計算書の構造をみた事がある方もいるかとおもいます。

損益計算書

まず、
『Ⅰ売上高』毎月クライアント様へ請求している金額の合計になります。

この『Ⅰ売上高』から、
毎月支払を行っている、仕入の金額等を差し引いてあげると、
『売上総利益(粗利)』がでてきます。

そして、
この『売上総利益(粗利)』から、
給与計算で算出した人件費や家賃・駐車場代・水道光熱費等々の
販管費
を差し引いてあげると、『営業利益』がでてきます。

さらに、
この『営業利益』から、
営業外の収益・費用や特別利益・損失が発生していれば、これらを差し引いてあげると、
『経常利益』『税引前当期純利益』がでてきます。

最後に、
『税引前当期純利益』から、
事業年度終了後2ヶ月以内に支払っている法人税等を差し引いてあげると、
『当期純利益』がでてきます。

こうしてみてみると、
損益計算書の各項目すべてに経理担当として関わる事ができています。

ちなみに、
以上の流れと同様に、
インターゾーンでは、部門別の損益計算も実践しています。
例えば、WEB事業部の月次収支の作成などです。

さらに、
先日、ある社員から以下の様な問合せを受けました。
『私の先月の売上はいくらで、どれくらいの仕入や経費がかかってるのかな?』
個人毎の損益計算だってやろうと思えば可能です。

人件費以外の販管費、例えば家賃だったり、水道光熱費なんかは、
事業部毎や個人毎に振り分ける事は難しいのでは?と思うかもしれません。

しかし、
インターゾーンでは、ある割合を決めて、振り分けをしています。
例えば、家賃や駐車場代、水道光熱費等に対して、
『WEB事業部人数/全従業員数』という割合を掛けてあげれば、
WEB事業部の負担額が計算できます。

以上の様に、
より細かいレベルまで損益計算を落とし込めれば、
各事業部や各従業員個人が達成すべき目標もより具体的に可視化出来る様になります!
今月いくら以上の売上を達成したい、その為に最適な労働時間はどれくらいなのか等の目標です。

最近は、単なる経理担当として働く以上の事を実践していく必要性だったり、
ここまで落とし込みながら、数字をみていく事の面白さを強く感じています!

まだまだわからない事だらけの状態ですが、
必死で勉強して、全力で考え続けながら、仕事をしていきたいです!

株式会社インターゾーン

管理部の武井