日常業務のお話、2回目です。
ここ最近の流行で言うと、業務の効率化、省人化のためにRPAがよく取り上げられます。
数年前から流行りはじめ、今なお、自動化すると効率化につながると信じている人は多いようです。
インターゾーンは100名程度の会社ですが、実はRPAの専任担当が2名います。大企業ならともかく、この規模の会社において、2名も専任のいる会社なんて群馬県内にはないでしょう。
ちなみに使っているシステムは「WinActor」というまあ有名なRPAです。今となっては当たり前の話ですが、RPAは全くもって万能ではありません。相当メンテナンスが必要で、かなりの労力をかけない限り、RPAっていいよね!という段階までもっていくことは不可能でしょう。
おそらく導入に失敗した数多くの企業が「RPAなんて役に立たない!」と切り捨てたのではないでしょうか?
そんな中インターゾーンはまあまあ根気強く活用しています。RPAの担当に聞くとこんなことを言います。
業務担当者本人にとっては「人手によってしかできない」と思い込んでいる作業も、じっくり見てみると、同じ作業の組み合わせによってできているので、RPA化が可能なことがたくさんあるんです。
RPAの専任化をすることによって、日常業務の見え方が変わるという事例ですね。
ただ、インターゾーンでもまだまだ足りないことは全社的な業務フローを俯瞰したうえで、その日常業務のあるべき論を論じるということです。
パーツとしての日常業務をRPA化することはもちろん意味があります。ただ、「そもそもその業務ってなんのためにやっているの?」という質問に明確に答えられないケースも多々あります。
RPAの担当は業務フローの専門家になっていくようにレベルアップしていくと、インターゾーンの業務効率はさらに上がっていくことになるでしょう。
さて日常業務の話はこれで終わらないので、第3回目に続きます。。。