こんにちは!管理部の武井です!
遂に、
3月1日から、
2017年新卒の採用活動が解禁されましたね。
就活中の学生さんに参考にしていただければ、、、
ということで、今回から2つのテーマを設定して、
入社3年目までのインターゾーン新卒入社メンバーが、順番にブログ更新をしていきます。
テーマ①:『新卒入社メンバーの【学生時代】を紹介!』
テーマ②:『新卒入社メンバーの【就活】を紹介!』
【学生時代】紹介の段階で、個性がかなり分かれることが想像されますが、
それぞれの【就活】にいたっては、本当に各新卒メンバーがそれぞれ特有の経験をしています。
会社説明会から、面接を複数回経て、インターゾーンへ通常の流れで入社した、、
入社直前に他社内定を辞退して、インターゾーンへ入社した、、
アルバイトで入社したものの、能力を買われて9月の時点で新卒メンバーへ仲間入りした、、
”皆さんは、どんな学生生活を送ってきましたか?そして、残りの学生生活をどう送りたいですか”
そして、まさにこれから、
”皆さんは、どんな就職活動を送りたいですか?”
さらに、もっと先を見据えて、
”学生の皆さんは、どんな社会人になりたいですか?”
インターゾーンの新卒入社メンバーは、
自分の頭で、悩んで悩んで、これ以上ないくらいに悩み抜いた末に、
社会人になるスタート地点にたちました。
“世間体”や”常識”、”親からの評価”だったり、
一度この類いのものを頭から取り去って、
インターゾーン新卒メンバーの記事を読んで頂けると嬉しいです。
▼’14新卒・管理部の武井_新卒入社メンバーの【学生時代】を紹介!
さっそくですが、
来月から入社3年目を迎える、
わたくし、管理部所属の武井から企画スタートです。
今回の記事では、
社会人3年目を迎えようとするいま、
「学生時代のあの経験、本当に貴重だったなあ」と思い出すこと2つを、
具体的なエピソードとともに、紹介できたらと考えています。
【1】スコットランドへの留学~ひとの考え方って十人十色~
【2】大学でのゼミ活動~物事を抽象化する~
まず、最初に。
【1】スコットランドへの留学~ひとの考え方って十人十色~
大学2年が終了した後、1年間だけイギリスのスコットランドへ留学しました。
最初の半年は、世界中から集まってきた大学院進学を控える人たちと英語の勉強をする、
残りの半年は、現地の学部1年生と一緒にビジネス系の授業を履修する、
という1年間のプログラムでした。
今回紹介したいのは、
留学前半に経験した留学生同士のグループワークです。
大学院進学を控える人たちといいましたが、
国籍別にみると、だいたいこんな感じです。
中国:7割
アラブ系の国々:2割
残り(タイ、台湾、トルコ、日本など):1割
そして、グループWのお題は、こんな感じ。
『留学生向けにインターネット利用についてのアンケートをとって、集計、発表してみよう』
グループワークの仕事分担をまずしないといけません。
「自分がアンケートのたたき台をひとまずつくってみるよ!」
軽い気持ちで引き受けたこの仕事を引き金に、国境(?)を越えた紛争へ発展しました。
というのも、
アンケート回答欄に、国籍を選択する箇所をつくったとき、
何の気なしにこんな感じで選択肢を列挙をしました。
【”中国”、サウジアラビア、シリア、、タイ、”台湾”、、、】
中国からの留学生
:なんで台湾が選択肢にあるの?中国と一緒でしょ?
台湾からの留学生
:中国人はそんなことを言っているの?台湾は独立国家です!
皆さんはこの現象をどう捉えますか?
紛争の引き金は自分が引いています。
厄介なことになってしまった、中国人はなんてことを言いだすんだ?
決してそんな事ではなくて、原因は非常にシンプルでした。
それは、中国人と台湾人、それぞれの留学生が育ってきた環境、
もっと言えば、それぞれが受けてきた教育(あるいはもっと広く情報)が全く異なっていた事が原因です。
それぞれの背景(国家の歴史的な背景よりも、その人が生まれてから今までどういう環境で過ごしてきたかという背景)を理解すれば、
中国からの留学生が言うことも、台湾からの留学生が言うことも、両方とも間違ってなんかいません。
その上で、より良い解を選択できれば良いのかなと考えました。
結果的には、
中国からの留学生の意見を尊重した上で、彼らと一緒に台湾からの留学生の意見を尊重しようということで折り合いが付きました。
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じつは、社会にでると、自分とは異なるバックグラウンドをもつ人と一緒に仕事をする場面が多くあります。
違った価値観を持つひとと付き合い、協同して仕事を進めていく上で、非常に重要な気付きを得られた経験でした。
価値観が異なった人と向き合うとどうしてもその相手を批判してしまいそうになりますが、
「そういうときこそ、一歩下がって状況を客観的にみること」
これってすごく大切だなあと意識するようになった経験でした。
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次に。
【2】大学でのゼミ活動~物事を抽象化する~
”皆さんは大学の勉強に価値を感じますか?”
”社会人になったとき、今専攻している学問は役に立ちますか?”
2つ目に、取り上げたいのが、大学でのゼミ活動です。
わたしは、慶應義塾大学商学部の高橋美樹研究会というゼミに所属をしていました。
学問的には、産業組織論や競争戦略論、中小・ベンチャー企業論といった分野を主に専攻していました。
大学3年生のときには、ゼミ員5人と一緒に、
『チーム制と学習促進制度導入による中小アニメプロダクションの技能向上機会の創出』というテーマで、
実際に企業さんもまわりながら、中小企業懸賞論文の執筆をしてみたりしました。
結果的には、中小企業懸賞論文で準賞受賞をしています!
また、卒業論文では、
『織物産地の産地衰退に対する小幅・広幅連携の提案~桐生織物産地を例に~』というテーマで、
高校時代を過ごした桐生でひとりで機屋さんまわりをしながら、論文を書いたりしました。
以上のように書いたものの、専攻していた学問内容やテーマとして選択した論文内容が、
直接的に仕事に役立っているかと問われれば、全く役に立っていません。
ただし、それをもって、『大学の学問が社会人生活に役立たない』、とはおもいません。
むしろ、本質的なところをいうと、大学の勉強って、社会人として仕事をすすめる上で、めちゃくちゃ役立っていると考えます。
それは、「物事を抽象化する」ということ。
つまり、いま目の前で起こっていること(問題)の本質を捉えて、本質部分だけ取り出してあげます。
その本質部分に対して、適切な解決策を与えてあげるイメージです。
【具体】と【抽象】のあいだを行ったり来たりしてあげること。
この思考訓練が学生時代に積めると、絶対的に仕事を進める上で優位にたてる気がします。
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じつは、社会にでると、目の前の具体的な業務に押しつぶされそうになってしまう場面が多くあります。
そんなときに、幽体離脱するみたいに、ぽっと自分自身を俯瞰してあげます。
すると、周囲の関係者と自分との位置関係がみえてきて、問題の因果関係もみえてきて、全体最適の為に自分がとるべき行動がみえてきます。
あるいは、全体の作業プロセスの中での自分の今いる場所が、みえてきます。すると、過去と今と未来がすっと繋がります。
ただ最終的には、他の誰よりも、どれだけ諦めずに頑張れるか、この”気合い”がもっとも重要な気もします。
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以上、今にどう繋がっているかという視点でみた場合の、自分の【学生時代】の紹介です。
おまけで、大学6年間(!)を通して、学生時代に経験したことを時系列で並べて、終わりにします!
▼大学1年
大分県中津江村で、子ども村ワークキャンプに参加してみました。
▼大学2年
日本列島縦断の一人旅をしてみました。
▼休学
スコットランド・グラスゴーへ留学してみました。
▼大学3年
ゼミ活動をはじめました。
被災地ボランティアに参加。
▼大学4年
ゼミ活動を継続。
就職活動(@東京)をしました。
▼大学延長(@群馬)
もう一度、就職活動(@群馬)をしてみました。