今回は私が就職活動をしていた時、そして今も考えていることを書いていきます。
僕が就職活動中に思っていたこと。
それは「自分にとって大企業という選択はリスクがある」ということです。
大企業には入ればきっと収入の安定が手に入ったり、
周囲の人から「すごいね!」や「頑張ったね!」と言われたりしたことでしょう。
しかしそれは”一時的”なものです。
私も大きい会社に入って将来安泰であれば、できればそちらを選びたいです。
ではなぜそうしなかったのか。
大企業という選択では「安定」が手に入らないと思ったからに他なりません。
私には人材系ベンチャーで働いていた友人がいるのですが、彼はこう話していました。
「中途採用では会社名は全く関係ない。その人が何をしてきて、何ができるかしか見られないんだ」
誰もが知っている有名企業出身者が次の職が見つからないことは普通なのだと。
大企業に入れば将来安泰だという考えは、私たちの気づかないうちに姿を消しつつあります。大企業であっても何かをきっかけに突然会社が経営危機に陥ったり、会社自体がなくなることも珍しくありません。
定年まで同じ会社で勤め上げられるのは一部の人のみでしょう。
これからは自分が何ができるか、自分が何をしてきたか、が重要になってきます。
ここが私が以前ブログに書いた「自分で生きていく力」にあたります。市場価値の高い人材になることこそが「安定」です。
http://interzone.sakura.ne.jp/wakamono/?p=214
ではその力がどこで身につけられるか、と考えた時の選択がベンチャーだったのです。当然ベンチャーにもリスクはあります。一瞬で会社がなくなることもあるでしょう。
でも私にはそこはリスクには感じませんでした。「自分の力で生きていく」と決めた時から何が起きても職がなくなっても自分の力で何とかしていくしかないんだ、と心に決めていたからです。
ベンチャーでは入社早々から実践です。新人だろうと関係なくアウトプットが求められます。裁量の大きさや、得られる経験量は大企業の比にならないでしょう。
ただ、大企業で突き抜けられる人もいます。そういった方はほんの一握りの超がつくほど優秀な方々でしょう。私は優秀でもなんでもないので、より短期間で市場で戦える人間になる確率の高いベンチャーを選んだだけです。
市場で求められる人間であること=安定 だと私は思っているので
そう考えると、、、
- ベンチャーは最初にリスクはあれど安定に近づいていく
- 大企業は最初にリスクはないものの徐々に安定から離れていて、実は気づかないうちにリスクが蓄積している
というイメージです。
怖いのは気づかないうちにリスクが蓄積しているところです。その環境にいるうちは気づかない可能性が非常に高い。
いざ会社を離れたら自分が市場から求められている 人材とかけ離れていたなんて、怖いですよね。
でも私はむやみにベンチャーを進めることはありません。ベンチャーは辛いことが多いのも事実です。リスクもあります。だからこそ圧倒的に成長できるのです。しかし、多くの人はベンチャーに進みたがりません。
だからこそチャンスです。
インターゾーンにはまだそのチャンスがあります。