こんにちは!やる気・元気・松尾です!
今回のテーマは・・・
『新卒入社メンバーの【就活】を紹介!』
いやー・・・ついに来てしまいましたね・・・。
恐怖のテーマ「就活」・・・。
私はこのワードが飛び交う度に、とてつもない疎外感に襲われますが、
歯を食いしばって綴ろうかと思います(笑)
といいますのは以前の記事にも書きましたが、
私は就活を「していません。」
1つ前の記事でも書いたように、
私は学生時代のすべてを音楽に費やしました。
周囲のみんなが就活を始めた頃・・・。
私は・・・
髪を金に染めました。(左が大学3年時の私です)
周囲から「就活はどう?」と聞かれるのがすこしヤになっていた私は、
「こいつ明らかに就活してないだろ」と思わせる容姿にしていました。
(みんなの就活シーズンが終わったらすぐに黒髪に戻しています)
この通り一切の就活をしていない私ですが、
この当時、音楽をやる中で私がなにを考えていたのかを書こうと思います
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バンドは楽しいことばかりではありません。
ライブハウスに安くはない出演料を払い続け、
日々スタジオ代を払って練習し、
チケットは全く捌けず、4,5人の観客の前で演奏をする。
そんな生活でした。
バンドブームが遠い昔に去ってしまい、
”クラブブーム”でクラブに通う人たちが増え始めた今日、
そもそもライブハウスに足を運ぶ人たちが少なくなってしまいました。
観客がいなければ、チケットもグッズといった、
バンドの主な収入源が著しく減ってしまいます。
一回のライブをやって初めて黒字になったのは、
バンドを続けて2年が経った頃でした。黒字額は500円。
(いまでもその500円は大事に保管しています。)
お金持ちになることよりも、好きな道を行くことを選んだはずなのに。
バンドをずっと続けるためにはお金を稼げるようにならなくてはいけない。
そんなジレンマと戦いながら、私が取った戦略は、
”頭”を使うバンドマンになることでした。
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いつでもどこでも簡単に音楽が聴ける環境になったことで、
ライブハウスに足を運ぶメリットが霞んでしまったのではないか
私はそう考えました。
そこで、ライブに来てもらうことのメリットを最大限に活かすために、
CDでは再現のできない、ステージパフォーマンスをひたすらに磨きました。
鏡のあるスタジオや、実際のステージを借りての練習が続きます。
もう一度見たい!そう思ってもらうための戦略です。
次にそもそも観てもらうための集客戦略を考えます。
SNSのフル活用はもちろん、1度ライブハウスに来たひとへの
ライブ2ヶ月以上前からの次回ライブの案内、
ライブが近づいたら来場の意思と人数の再確認
来てくれたらお礼を漏れなく行う。
これらを、まるで顧客リストのようにExcelデータで管理していました。
(きっとこんな裏側を知ったら嫌でしょうが・・・。)
呼ばなくても来てくれる。
そんな知名度のなかった私たちの必死の悪あがきでした。
ところが、こんな活動を続けていると、
着々と毎回の予約数、来場数は増え、
自分たちよりもずっと長く活動してきたバンドたちの輪に、
いつの間にか入ることができていました。
どんなに努力をして演奏がうまくなっても、
知られなければ意味がない。
このことを常に頭において、卒業後も
音楽がずっと続けられるように活動をしていました。
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明確な目標設定をし、いま自分に不足しているのはなにか、
これらを達成するために、具体的に何をすべきか。
それは肌感ではなく、明確な形にする。
そんなバンドの活動を続けていました。
まるでいまの私が気がけていることと同じです。
考えてみたら、そんな活動を続けていたから、
インターゾーンで働く今の私がいるのかもしれません。
そういった意味では、バンドは私にとっての就活だと
考えることもできるような気がします。
(少し強引でしょうか・・・?)
以上、学生時代の就活について、でした。