私は2週間に1度、インターゾーン各事業部のリーダー達5名が集まり、事業部のリーダーとして「必要な考え方」や「仕事の取り組み方」を、
約1時間半参加者で共有、勉強する<リーダー勉強会>というものに参加しています。
リーダーとはどうあるべきなのか、何を意識して仕事をしていけばいいのかということは、普段の仕事の中で学ぶというのはなかなか難しかったりもします。
最近、リーダー勉強会では「マイケル・ポーターの競争戦略」をテーマに挙げています。
今回のブログから、勉強会で学んだことを生かして今何を目指して仕事をしているか、勉強会で得た学びを紹介していきたいと思います。
“あたりまえ”になっていることを疑う
タイトルにも書きましたが、私は今、サービスを創るところからクライアントにサービスとして提供するまでの活動をいかに低コストで効率的にできるか。
事業部を管理する立場として、今まで”あたりまえ”になっていた仕事を見直し、より事業部の収益性を高めることを目指し日々仮説・検証・実行をしています。
企業が競争優位に立つための1つの要素として「収益性の高い事業活動を行うこと」が必要だとポーターは言っています。
競争というと皆さんはゼロサムゲームを想像するかもしれません。
運動会の徒競走のように1位になったら勝ち、そうでなければ負けとなってしまう。
ゼロサムゲームは企業間競争でもありがちで、業界内の企業が1位を目指そうとすると起こる現象です。
「だったら1位になればいいじゃん!」
徒競走では頑張って1位を目指せばいいのですが、企業間競争でこの考え方は誤った誤解だそうです。
なぜかというと、みんなが「最高」を目指すと競争の収斂が発生します。
そうするとサービスに対するユーザーの判断基準が「価格」のみになってしまい、より安価なサービスをユーザーは求めるようになります。
そうなると企業間で価格競争が起こり、気づけば企業の収益性は下がり、最終的には経営が苦しくなってしまいます。
だからこそ、サービスを創るところからクライアントにサービスとして提供するまでの活動をいかに低コストで効率的にできるかが、業界内で競争優位に立つには必要というわけです。
今回のブログはほんの触り程度ですが、part2・part3とまだまだ発信し続けたいと思います!
いや~、まだまだ成長できそうです・・・。