出来事

大事なことはオフサイトで

 

年に一度の「旅行休暇」をとって、1週間職場を離れて過ごしました。

この制度はもともと、事業や人生にプラスとなる見識を広めるためにはまとまった休みも必要だよね!という個人の研鑚目的と、個人頼みではなく組織として業務が遂行できるような体制をつくるためという、2つの目的からスタートした制度です。

この制度を活用して海外や国内各地へ旅をする社員もいれば、旅行ではなく普段できないことにチャレンジする者もいます。

今回、私は家族で大阪旅行に出かけたのですが、子どもたちは1週間も学校をサボるわけにはいかないので、後半は一人ですごすことに。

この機会に普段できない仕事をしようと思っていたのですが、家にいるとつい無駄な時間を過ごすので市の図書館へ。

読書スペースでノートパソコンを広げていたら、「パソコンを使う方専用の学習室へどうぞ」とやんわり指導いただきました。

 

 

写真 (2)

ここが高崎市図書館の学習室。

窓の外はけっこう開放的な眺めで気持ちいいです。

写真 (1)

せっかくだからPCを使わずにアナログで、アイデアや事業ビジョンなどを整理してみました。

社内にいるとつい目の前の仕事が気になったり、電話やメールの対応に時間を費やしたり、誰かに話しかけられて思考が寸断したりするものですが、こういうオフサイトな場所では何一つ思考を阻むものがありません。

さらにオフサイトで考えるということは、視点を変えたいときにとっても有効です。普段は考えもしなかったことが頭の中から湧き出てくるように言語化されてくるのです。思考が物理的な環境に大きく影響を受けていることを実感。

今後、視野を広げたり、俯瞰して考えたいときには、なるべく高い建物で見晴のいいところを選ぼうと考えたのでした。