部門横断のメンバー構成で理念研修が開催されました。
普段の仕事では関わりがないと、お互いがどんな仕事をしてる人なのか知らない・・・なんてことがあります。
インターゾーンはお互いのバッグラウンドを知り、違いを認め合うことを標榜するコミュニケーションカンパニーですから、「知らない」「興味ない」というスタンスはありえません。
ではどうやって?ということで、さまざまな部署からメンバーを集めて、「どんな目標をもって仕事をしているのか?」「どんな想いで働いているのか?」といったことを語り合う場をつくりました。
主催は社長の鏡山。
全社員を対象に開催したので4回に分けて丸一日の研修です。
私もコールセンターで働く皆さんの話を隣でひたすら聞かせてもらいましたが、感動してしまいました!
当たり前ですが、「安定した生活をするため」とか、「もっと収入を増やしたい」とか、「とりあえずすぐ働けるところ」など、自分の都合でこの仕事を選ぶ人がほとんどです。
しかし、仕事で体験したいろいろな出来事が「働くことへの想い」をもっともっと次元の高いものに変えていく!ということを教えてもらいました。
例えば、インターゾーンのコールセンターでは「割引が使えるので安く車検できますよ」というご案内をしていますが、「ありがとう」と電話越しに感謝されることもあります。他のコールセンターで営業電話を経験してきたスタッフからすれば驚くような話です。でも、こういう経験が「誰かを喜ばせる仕事をしている!」という実感を与えてくれます。
忙しいクライアントの現場に代わって電話をかけることが、お客様にもクライアント企業にも喜ばれることで、その喜ばれた数を増やしていったら会社も成長していくことがわかったとき、「働くことへの想い」は自分のためという内向きから、誰かのためにという外向きの力に変化をしていくのです。
そういう話が社長の口からではなく、働いているスタッフの口から出てくるということが本当に素晴らしいことだな~と感激していました。
「何のために仕事しているんだろう?」なんて、立ち止まって考えることは普段の生活ではほとんどありません。
しかし、こういう機会をつくることで仕事の意義をじっくり考えることができます。
そして、自分の仕事が誰かの役に立っている、社会の役に立っていると理解することができたら、たとえ大変な仕事でもやりがいを感じられるし、幸せな人生を送ることにもつながっていきます。
もっと事業を伸ばして、そういう仲間をもっともっと増やしていくことが自分の使命なのだと思いを新たにしました。