仕事

目標設定で結果は決まる

1月から私はマーケティングチームのチームを直接管轄しています。

社長が部長を兼務するのはありえますが、部門の下にあるチームを管轄することはまれでしょう。

 

マーケティングチームは今年に入ってから立ち上がったチームですが、今後のインターゾーンを担う重要なチームでもあるため、直接指揮をとることにしました。

 

マーケティングチームのリーダーは茨城で在宅勤務をしている打木さん。

インターゾーンでは在宅勤務であってもリーダーを務められます!

 

四半期計画を立てているとき、彼女から出てきた目標は定性的な言葉ばかり並んでいました。

私はその度に「全然ダメだね」と突き返していました。

 

途中で「もう無理です〜」と泣き言を言う打木さんを前に、

「無理という言葉を俺の前で言うのは禁止!」と言って、とにかく考えさせました。

 

ポイントは「数値」に落としこむこと。

彼女は紙を前にうなり続けること2時間、へろへろになりながら「できました〜」と報告にきました。

 

今回出てきた数値目標には彼女なりの「根拠」が示されていました。

すべては仮説でしかありません。でも、それが大切なのです!

この数値をどのように実現するかというイメージをとことん考えることで、目標達成に向けての行動が明確に見えてくるようになります。

 

私は打木さんに

『目標が明確にできれば、仕事の8割は終わったようなものだ』

『この明確な目標設定こそがリーダーの一番の仕事だ』

『だとするならば、この四半期に使うエネルギーの8割を今に注ぎ込め!』

と言い続けました。

 

彼女がヘトヘトになったのも当然ですね。

 

この数値計画が決まった後で、四半期の行動計画への落とし込みを行いました。

月次で達成すべき内容などについて話し合いをしたのですが、1時間半の予定のところ40分ほどで終わってしまいました。

 

あっという間です。そもそも数値計画を達成するにはどうすればいいか?が計画を立てた段階で必死に考えているので、行動などは明確に決まってくるのです。

 

チームメンバーも今回の経験を経て『あとはやるだけですね!』と気合いが入っています。

 

そうなんです。

『あとはやるだけ!』

という状態にしてしまうことが計画の大きな意義なのです。

 

私の敬愛する稲盛和夫さんの言葉で、新しい物事に取り組む際に

『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動する』

という言葉があります。

 

計画まで終わったので、あとはひたすら楽観的に行動していくことです!

この四半期のマーケティングチームの成長が楽しみです。