Monthly Archives: 8月 2015

仕事

自分事として捉える

Published by:

お盆期間はいつものことながら事業計画構築の真っ只中。

電話も少なく集中して事業計画を立てられます。

 

会社が小さい時は全てを社長である私自身が組んでいましたが、今は全体方針を私が立案し、その上で事業部が細かな数値計画や活動内容をくみ上げることになっています。

 

来期計画は幹部合宿で決めた通り、かなり大きな数値目標が立ちはだかります。

これを超えていくにはこれまでの延長線では無理です。

事業部長もトコトン考えていますが、悩んでいる彼らに伝えていることは『メンバーを計画段階で巻き込み、自分事として捉えてもらえ!』ということです。

 

インターゾーンには今期、数多くの有能な社員が入ってきました。

彼らの力を計画段階から使わない手はありません。

自ら立てた計画は人に与えられた計画と異なり、「自分事」になります。

こうなると強いもので、目標達成に向けて強い使命感が生まれてきます。

なんとしてでも目標達成をしよう!という気持ちがなければ、高いハードルを越えることなどできません。

 

事業計画の段階でメンバーを上手く巻き込んでいくことは、アイデアの広がりや目標達成意識の醸成の上でもこの上ない方法です。

 

まずはしっかりとビジョン共有をし、なぜそこまでいかなければならないのか?について理解をしてもらう必要があります。

その意義さえ分かれば、メンバーはグッと前のめりになってくれます。

 

『自分事として考えろ!』

と言うよりも

『自ずと自分事として考えるようになった』

状態をつくり上げることが重要。

 

これができていれば16期の計画達成はスタートから見えたようなものです!

仕事

ノマドワーカー

Published by:

このところインターゾーンではノマドワーカーと呼ばれる専門家の人を顧問として活用しています。

 

昔から外部顧問という形式は存在していました。

ただ、どちらかというと過去の実績だけが華々しく、50代、60代で偉そうにしている人というイメージがありました。

 

しかし、今のノマドワーカーは異なります。

20代から30代前半で実績を積み重ね、その専門性を活かして1社に所属せずに多数の企業に貢献するというワークスタイルです。

働き手はかなり自由な時間を享受できますし、企業サイドとしては通常の雇用形態では出会えないようなプロフェッショナルと出会い、その知見を活用することができるようになります。

 

インターゾーンの顧問は30代~40代。

素晴らしい実績があるにも関わらず、皆さん人格的にも素晴らしく、誰も偉そうにする人はいません。

 

人事、営業、事業開発。。。

かなり多岐にわたって活用をしています。

これからの事業にドライブをかけていくためにも、今後も積極活用していきます。

 

ちなみに、私の友人が経営しているノマドワーカー活用サービスです。

http://www.circu.co.jp/kojin/nomad.html

仕事

中国大連子会社の縮小

Published by:

来期、中国大連にある子会社 英特立科技有限公司 を縮小することにしました。

インターゾーンにとってマイナス情報ですので、あえてここで発表することでもないのですが、ベンチャーとして「挑戦」することに重きを置いている以上、何が失敗して何を得られたのか考える必要があると思っています。

 

まずは今回の縮小に至った要因について

・現状の業務がインターゾーン本社からのBPO業務であるが、日本語を使えるとはいえ、中国人スタッフでは業務範囲が限定されてしまった。

・急激な円安によって、当初コストの1.5倍以上維持費がかかるようになった。

・日本事業が好調であるため、資金投下を日本に集中すべきだと考えた。

ということがあげられます。

 

大連に進出をした時から『現地で事業を行い、“中国元”を稼ぐ!』という想いがありました。

しかしながら、中国では会社に対する法規制が厳しく、1社1業種登録をするため、日本のように「定款変更すればどんな事業をやってもOK」というわけにはいきません。

途中、マネジャーの張さんから事業アイデアをもらい、様々検討してみましたが、結局は実現に至りませんでした。

 

今回、縮小する最大要因は「将来の事業展開が描けない」ということになります。

 

一方で得られたものがたくさんあります。

海外で事業を行った経験は経験ゼロと比べたら無限大です。

・企業理念は世界共通で使えることが理解できた

・一方で働く規則についてはその国ならではの文化を確実に踏襲する必要があること

・事業アイデアは日本と全く同じように出せるが、現地で実行まで責任をもってやらなければ成功はできない

などなど。

 

途中考えていたアイデア 『大連食料品店事情

 

また個人的にもさまざまな経験を積むことができました。

一番はスタッフの王さんの結婚式に参加したこと。

その時のブログ 『中国的婚礼

 

現在の日中の政治問題についても、マスコミに踊らされることなく、中国での肌感覚やスタッフとの率直な会話によって、自分の考えを持つことができました。

 

グローバルの旗印は今のインターゾーンでは大きくは掲げていません。

しかしながら将来確実にグローバルで事業を行わなければならないことだけは意思決定をしています。

その形態について、今回の経験をもとにより洗練された展開ができると思います。

 

ちなみに英特立は解散はせずに、当面マーケティングチームの一員として存続をさせます。

グローバル展開の再起を誓って、今回のブログに掲載しました。