インターゾーン社長blog » 2015年4月30日

Daily Archives: 2015年4月30日

日記

アイデアの作り方

Published by:

インターゾーンのようなベンチャー企業では際立った商品力を持つことはとても重要な要素です。

大企業ではできないようなアイデアを形にする必要があります。

 

ところで、アイデアって勝手に出てくるものではありません。

 

人それぞれアイデアの作り方は違うようです。

 

ちなみに私の場合、どうしているか?

 

『ぼんやりしている状態であっても、他人にその内容をしゃべりまくる』

 

これです!

 

社内でもよくやるのですが、山田君や水野君を捕まえては、「こんなこと考えているんだけど・・・」と話をスタートします。

そうすると、彼らが「うんうん」と頷いてくれるのです。←これかなり重要です。

 

頷かれると、気持ちよくなります。

調子に乗ってくると、今まで考えつかなかったようなことがドンドン出てくるようになります。

この瞬間は気持ちいです!

 

話をしているうちに頭が整理されてくる状態です。

 

しかも、彼らがそのアイデアに上乗せをしてくれます。

いわゆる「ブレーンストーミング」の状態です。

こうなるとアイデアが止まらなくなります。

 

アイデア不足で困っている人はぜひ実践してください。

思った以上の効果があります。

 

経営

価値に価格をつける

Published by:

今日は「値付け」のお話しです。

 

よく似た言葉ですが、「価値」と「価格」は異なります。

「価値」とは商品やサービスがユーザーにもたらす便益であり、

「価格」は、そのもの・・・ズバリ「値段」です。

 

この価値と価格の間には長期的には相関関係があるのですが、

ある一点だけを見ると乖離することがよくあります。

 

分かりやすいのは「株価」です。

株価は企業価値を表していると言われますが、毎日変動します。

企業の価値が毎日変わるのか?と言われると、そんなことはありません。

しかし長期的なトレンドとしては、やはり価値と一致することにはなります。

 

前置きが長くなりました。

 

事業会社は商品・サービスを作って売っています。

それを購入するユーザーにとっては「ある価格」を支払う「価値」があるから売れるわけです。

では「価値」に対していくらの「価格」をつけるのか?

 

どこにでもあるような商品であれば、他と同じような価格をつければいいのです。

それが市場価格だからです。

しかし、目に見えないサービスやオリジナリティの高い商品の場合、この「値付け」が本当に難しいです。

 

稲盛氏は「値付けは経営」と説きます。

「お客様が喜んで買ってくださる最高の値段で売る」

これが値付けの極意だということです。

 

値付けに失敗すると、経営が苦しくなります。

安すぎる場合は、たくさん買ってもらえても赤字になるかもしれません。

高すぎる場合には、そもそも買っていただけなくて赤字になるかもしれません。

 

私も経営者としてたくさんの値付けをしてきました。

しかし、まだまだ「これは素晴らしい値付けだった!」と言えることはほとんどありません。

 

全社員が商売人であろう!と言っているインターゾーンなので、この点についてはトコトン磨いていきたいと考えています。